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rtw.connectivity.Config

ビルド コンポーネント、起動コンポーネント、および通信コンポーネントで構成される接続の実装を定義する

説明

rtw.connectivity.Config クラスは、プロセッサインザループ (PIL) シミュレーションの実行に必要なアクションを指定します。

作成

説明

rtw.connectivity.Config(componentArgs, builder, launcher, communicator) は、次の引数を指定して rtw.connectivity.Config オブジェクトを作成します。

  • componentArgsrtw.connectivity.ComponentArgs オブジェクト

  • builderrtw.connectivity.Builder オブジェクト (rtw.connectivity.MakefileBuilder オブジェクトなど)

  • launcherrtw.connectivity.Launcher オブジェクト

  • communicatorrtw.connectivity.Communicator (rtw.connectivity.RtIOStreamHostCommunicator オブジェクトなど)

接続の実装を定義するには、以下のようにします。

  1. 接続コンポーネント クラスのインスタンスを作成する rtw.connectivity.Config のサブクラスを作成します。

    • rtw.connectivity.MakefileBuilder

    • rtw.connectivity.Launcher

    • rtw.connectivity.RtIOStreamHostCommunicator

  2. サブクラスのコンストラクターを定義します。

    function this = myConfig(componentArgs)

    ソフトウェアが rtw.connectivity.Config のサブクラスのインスタンスを作成する場合、唯一のコンストラクター引数として rtw.connectivity.ComponentArgs クラスのインスタンスを指定します。rtw.connectivity.Config のサブクラスを手動でテストする場合は、コンストラクター引数として渡す rtw.connectivity.ComponentArgs オブジェクトを作成できます。

  3. サブクラスで builder オブジェクト、launcher オブジェクト、および communicator オブジェクトをインスタンス化した後、スーパークラス rtw.connectivity.Config のコンストラクターを呼び出して、完全なターゲット接続構成を定義します。以下に例を示します。

    this@rtw.connectivity.Config(componentArgs,...
    builder, launcher, communicator);
    
  4. オプションとして、実行時間プロファイリングの場合は、setTimer メソッドを使用してハードウェア タイマーを登録します。たとえば、コード置換テーブルでタイマーを指定した場合は、次の行を挿入します。

    this.setTimer('myCrlTable')
    myCrlTable はコード置換テーブルの名前です。このテーブルは MATLAB® 検索パス上の場所になければなりません。

    インストルメンテーションのオーバーヘッドを推定して実行時間の測定から除外することもできます。以下に例を示します。

    this.activateOverheadFiltering(true);
    this.runOverheadBenchmark(true);
    this.setOverheadBenchmarkSteps(50);

  5. オプションとして、スタック使用量のプロファイリングの場合は、setStackDriver メソッドを使用して、ターゲット ハードウェアからスタック使用量データを取得するドライバー実装を指定します。たとえば、coder.profile.StackDriver を使用してオブジェクト stackUsageDriver を作成した場合は、次の行を挿入します。

    this.setStackDriver(stackUsageDriver)

クラス rtw.connectivity.ConfigRegistry を使用して、サブクラス名 (myPIL.ConnectivityConfig など) を登録します。PIL インフラストラクチャは、必要に応じてサブクラスをインスタンス化します。rtwTargetInfo.m ファイル (MATLAB の場合) または sl_customization.m メカニズム (Simulink® の場合) は、特定の PIL コンポーネント (およびそのコンフィギュレーション セット) で使用するのに適した接続構成を指定します。サブクラスは、構築時に追加の検証を実行することもできます。たとえば、componentArgs コンストラクター引数の getComponentPath メソッドによって返されるコンポーネント パスを使用して、テスト対象の PIL コンポーネントに関連付けられているパラメーターをクエリおよび検証できます。

PIL 接続性での rtw.connectivity.Config の使用

このオブジェクトを PIL 接続性の設定で使用する方法を示す例については、以下を参照してください。

バージョン履歴

R2008b で導入