coder.report.generate
HTML コード生成レポートの生成
構文
説明
coder.report.generate(
は、subsystem
)subsystem
のコード生成レポートを生成します。サブシステムのビルド フォルダーは現在の作業フォルダーに存在しなければなりません。
coder.report.generate(
は、現在のモデル コンフィギュレーションと、1 つ以上の model
,Name,Value
)Name,Value
ペア引数で指定された追加オプションを使用して、コード生成レポートを生成します。Name,Value
引数のとり得る値は、[コード生成]、[レポート] ペインのパラメーターです。Name,Value
引数を使用すれば、モデル コンフィギュレーションを変更することなく、異なるレポート構成を用いたレポートを生成できます。
例
モデルのコード生成レポートの生成
モデル CounterModel
を開きます。
openExample('CounterModel.slx')
モデルをビルドします。モデルは、コード生成レポートを作成して開くように構成されています。
slbuild('CounterModel');
コード生成レポートを閉じます。
coder.report.close;
コード生成レポートを生成します。
coder.report.generate('CounterModel');
サブシステムのコード生成レポートの生成
モデル CounterModel
を開きます。
openExample('CounterModel.slx')
サブシステムをビルドします。モデルは、コード生成レポートを作成して開くように構成されています。
slbuild('CounterModel/Amplifier');
コード生成レポートを閉じます。
coder.report.close;
サブシステムのコード生成レポートを生成します。
coder.report.generate('CounterModel/Amplifier');
静的コード メトリクス レポートを含むコード生成レポートの生成
ビルド プロセスの後、モデルを変更することなく、静的コード メトリクス レポートを含むコード生成レポートを生成します。
モデル RollAxisAutopilot
を開きます。
model = 'RollAxisAutopilot'; openExample('ecoder/TraceGeneratedCodeToBlocksExample','supportingFile',model)
モデルをビルドします。モデルは、コード生成レポートを作成して開くように構成されています。
slbuild(model);
コード生成レポートを閉じます。
coder.report.close;
静的コード メトリクス レポートを含むコード生成レポートを生成します。
coder.report.generate(model,... 'GenerateCodeMetricsReport','on');
コード生成レポートが開きます。左のナビゲーション ペインで [静的コード メトリクス レポート] をクリックし、レポートを表示します。
入力引数
model
— モデル名
文字ベクトル
モデル名。文字ベクトルとして指定します。
例: ‘CounterModel
’
データ型: char
subsystem
— サブシステム名
文字ベクトル
サブシステム名。文字ベクトルとして指定します。
例: ‘CounterModel/Amplifier
’
データ型: char
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN
として指定します。ここで、Name
は引数名、Value
は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に配置しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用して各名前と値を区切り、Name
を引用符で囲みます。
例: 'GenerateWebview','on','GenerateCodeMetricsReport','on'
は、コード生成レポートにモデルの Web ビューと静的コード メトリクスを含めます。
それぞれの Name,Value
引数は、[コンフィギュレーション パラメーター] の [コード生成]、[レポート] ペインにあるパラメーターに対応しています。コンフィギュレーション パラメーター GenerateReport
が on
の場合、パラメーターは有効です。Name,Value
引数は、現在のレポートを生成するためにのみ使用されます。この引数は、モデル コンフィギュレーション内のパラメーターをオーバーライドしますが、変更はしません。以下のパラメーターには、Embedded Coder® のライセンスが必要です。
IncludeHyperlinkInReport
— コードからモデルへのハイパーリンク
‘off
’ | ‘on
’
'on
' または 'off
' として指定されるコードからモデルへのハイパーリンク。'on
' を指定すると、コードからモデルへのハイパーリンクがコード生成レポートに含められます。ハイパーリンクは、モデルのブロック線図内の対応するブロック、Stateflow® オブジェクトおよび MATLAB® 関数にコードをリンクします。詳細については、コードからモデルにを参照してください。
例: ‘'IncludeHyperlinkInReport','on'
’
データ型: char
GenerateTraceInfo
— モデルからコードへの強調表示
‘off
’ | ‘on
’
'on
' または 'off
' として指定されるモデルからコードへの強調表示。'on
' を指定すると、モデルからコードへの強調表示がコード生成レポートに含められます。詳細については、Model-to-codeを参照してください。
例: ‘'GenerateTraceInfo','on'
’
データ型: char
GenerateWebview
— モデルの Web ビュー
‘off
’ | ‘on
’
'on
' または 'off
' として指定されるモデルの Web ビュー。'on
' を指定すると、モデルの Web ビューがコード生成レポートに含められます。詳細については、モデルの Web ビューを生成を参照してください。
例: ‘'GenerateWebview','on'
’
データ型: char
GenerateTraceReport
— 削除されたバーチャル ブロックの概要
‘off
’ | ‘on
’
'on
' または 'off
' として指定される削除されたバーチャル ブロックの概要。'on
' を指定すると、削除されたバーチャル ブロックの概要がコード生成レポートに含められます。詳細については、Eliminated / virtual blocksを参照してください。
例: ‘'GenerateTraceReport','on'
’
データ型: char
GenerateTraceReportSl
— Simulink ブロックの概要および対応するコードの場所
‘off
’ | ‘on
’
'on
' または 'off
' として指定される Simulink ブロックの概要および対応するコードの場所。'on
' を指定すると、Simulink ブロックの概要および対応するコードの場所がコード生成レポートに含められます。詳細については、Traceable Simulink blocksを参照してください。
例: ‘'GenerateTraceReportSl','on'
’
データ型: char
GenerateTraceReportsSf
— Stateflow オブジェクトの概要および対応するコードの場所
‘off
’ | ‘on
’
'on
' または 'off
' として指定される Stateflow オブジェクトの概要および対応するコードの場所。'on
' を指定すると、Stateflow オブジェクトの概要および対応するコードの場所がコード生成レポートに含められます。詳細については、Traceable Stateflow objectsを参照してください。
例: ‘'GenerateTraceReportSf','on'
’
データ型: char
GenerateTraceReportEml
— MATLAB 関数の概要および対応するコードの場所
‘off
’ | ‘on
’
'on
' または 'off
' として指定される MATLAB 関数の概要および対応するコードの場所。'on
' を指定すると、MATLAB オブジェクトの概要および対応するコードの場所がコード生成レポートに含められます。詳細については、Traceable MATLAB functionsを参照してください。
例: ‘'GenerateTraceReportEml','on'
’
データ型: char
GenerateCodeMetricsReport
— 静的コード メトリクス
‘off
’ | ‘on
’
'on
' または 'off
' として指定される静的コード メトリクス。'on
' を指定すると、静的コード メトリクスがコード生成レポートに含められます。詳細については、静的コード メトリクスの生成を参照してください。
例: ‘'GenerateCodeMetricsReport','on'
’
データ型: char
バージョン履歴
R2012a で導入
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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