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プログラムによるコード生成レポートの構成および生成

MATLAB® コマンド ラインで関数coder.report.generatecoder.report.open、および coder.report.closeをそれぞれ使用して、プログラムから HTML コード生成レポートを生成し、開き、閉じることができます。レポートの生成時、レポート構成をモデル コンフィギュレーション セットに関連付けずにレポートを構成できます。コード生成後にモデルを変更していなければ、コードを再生成せずにコード生成レポートを生成できます。

モデルの設定

モデルを開きます。

model = "SumModel";
open_system(model)

GenerateReport コンフィギュレーション パラメーターをプログラムでクリアします。コードのビルド時にレポートが生成されなくなります。代わりに、コマンド ラインから手動でレポートを生成します。

set_param(model,GenerateReport="off");

モデルを作成します。

slbuild(model);
### Starting build procedure for: SumModel
### Successful completion of build procedure for: SumModel

Build Summary

Top model targets built:

Model     Action                        Rebuild Reason                                    
==========================================================================================
SumModel  Code generated and compiled.  Code generation information file does not exist.  

1 of 1 models built (0 models already up to date)
Build duration: 0h 0m 13.43s

レポートの生成

コマンド ラインでレポートを生成する場合、名前と値の引数を使用して、モデル コンフィギュレーション セットは変更せずにレポートを構成できます。GenerateTraceReport'on' に設定してレポートを生成します。次に、coder.report.open コマンドでレポートを開きます。

coder.report.generate(model,GenerateTraceReport='on');
coder.report.open(model);

コード生成レポートに [トレーサビリティ レポート] セクションが含まれます。

モデル コンフィギュレーション セットで GenerateTraceReportoff であることを確認します。

get_param(model,"GenerateTraceReport")
ans = 
'off'

コード生成レポートを閉じます。

coder.report.close();

プログラムでレポートを再度開くには、coder.report.open を使用します。

coder.report.open(model);

レポートの共有

コード生成レポートを共有するには、コード生成レポート ファイルおよびサポート ファイルを転送用の ZIP ファイルにパッケージ化します。

zip("SumModel",["slprj","SumModel_ert_rtw"]);

モデルがプロジェクトの一部である場合は、プロジェクトをアーカイブするときにコード生成レポートを含めることができます。詳細については、プロジェクトのアーカイブを参照してください。

制限

モデルのビルド後またはコード生成レポートの生成後に、レガシまたはカスタム コードを変更する場合は、更新されたレガシ ソース ファイルが反映されるように、モデルをリビルドまたはコード生成レポートのレポートを再生成しなければなりません。たとえば、レガシ コードを変更後に coder.report.open を使用して既存のレポートを開く場合には、ソフトウェアはレガシ ソース ファイルと生成コードを比較して日付が古くないかをチェックしません。コード生成レポートは再生成されず、レポートには古いレガシ コードが含まれます。

コード生成レポートでレガシ コードまたはカスタム コードに変更を反映するには、coder.report.open を使用する前にモデルをリビルドします。

参考

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