UDP を使用した Simulink でのデータ伝送
この例では、DSP System Toolbox™ の UDP Send ブロックと UDP Receive ブロックを使用して、UDP ネットワーク経由で正弦波信号を伝送する方法を示します。
正弦波信号の周波数は 1 Hz、サンプル時間は 1/1000 秒、フレームあたりのサンプル数は 1 です。UDP Receive ブロックのローカル IP ポートと UDP 送信ブロックのリモート IP ポートは両方とも 25000 に設定されています。ブロックは一度に 1 つのサンプルを送受信するように構成されています。
udp_send_receive.slx
モデルを開いて実行します。送信された正弦波信号と受信された正弦波信号をそれぞれ 2 つの Time Scope ウィンドウで可視化します。
この例では、UDP Send ブロックと UDP Receive ブロックは同じ Simulink モデル内に存在し、同じマシン上で実行されます。ただし、2 つの異なるモデルで UDP Send ブロックと UDP Receive ブロックを使用し、2 つの異なるマシン間で通信することもできます。
参考
UDP Send | UDP Receive | Sine Wave | Time Scope