trainingProgressMonitor
説明
カスタム学習ループを使用する場合は、TrainingProgressMonitor オブジェクトを使用して学習の進行状況を追跡します。
TrainingProgressMonitor オブジェクトを使用すると、次のことができます。
アニメーション化されたカスタム メトリクス プロットを作成し、学習時にカスタム メトリクスを記録する。
学習時に学習情報を表示および記録する。
早期に学習を停止する。
進行状況バーで学習の進行状況を追跡する。
経過時間を追跡する。
次のイメージは、学習時の [学習の進行状況] ウィンドウの例を示しています。[学習の進行状況] ウィンドウの構成の詳細と、次の Figure を生成する方法を示す例については、カスタム学習ループの進行状況の監視を参照してください。

作成
プロパティ
オブジェクト関数
groupSubPlot | 学習プロットへのメトリクスのグループ化 |
recordMetrics | カスタム学習ループのメトリクス値の記録 |
updateInfo | カスタム学習ループの情報値の更新 |
yscale | 学習プロットの y 軸のスケール (線形または対数) の設定 |
例
ヒント
情報値は [学習の進行状況] ウィンドウに表示され、学習プロットにはメトリクス値の記録が表示されます。学習ウィンドウには表示する必要があるものの学習プロットには表示したくないと考えているテキストや数値については、情報値を使用してください。
[学習の進行状況] ウィンドウで [停止] ボタンをクリックすると、
Stopプロパティが1(true) に設定されます。これにより、Stopプロパティが1のときに学習ループが終了すると、学習が停止します。たとえば、早期停止を有効にするには、カスタム学習ループに次のコードを含めます。while numEpochs < maxEpochs && ~monitor.Stop % Custom training loop code. end
経過時間は、
recordMetricsまたはupdateInfoを呼び出すたび、およびProgressプロパティを更新するたびに更新されます。
バージョン履歴
R2022b で導入