experiments.Monitor
説明
実験マネージャーでカスタムの学習実験を実行する場合、experiments.Monitor
オブジェクトを使用して、学習の進行状況を追跡し、結果テーブルで情報フィールドを更新し、学習で使用したメトリクスの値を記録し、学習プロットを生成します。カスタムの学習実験の詳細については、カスタム学習ループを使用したネットワークの学習、および可視化の表示を参照してください。
作成
カスタムの学習実験を実行すると、実験マネージャーは、実験の各試行について experiments.Monitor
オブジェクトを作成します。学習関数の 2 番目の入力引数として、このオブジェクトにアクセスします。
プロパティ
オブジェクト関数
groupSubPlot | 実験学習プロットへのメトリクスのグループ化 |
recordMetrics | Record metric values in experiment results table and training plot |
updateInfo | 実験結果テーブルの情報列の更新 |
yscale | Set training plot y-axis scale (linear or logarithmic) |
例
ヒント
実験の結果テーブルでは、情報列とメトリクス列の両方に値が表示されます。また、メトリクス値の記録が学習プロットに表示されます。結果テーブルには表示する必要があるものの学習プロットには表示したくないと考えているテキストや数値については、情報列を使用してください。
experiments.Monitor
オブジェクトは、TrainingProgressMonitor
オブジェクトと同じプロパティとオブジェクト関数をもちます。そのため、実験マネージャーのセットアップ スクリプトで使用できるように、カスタム学習ループのプロット コードを簡単に適合させることができます。詳細については、Prepare Plotting Code for Custom Training Experimentを参照してください。