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spy
説明
spy(
は、スパース モデル sys
)sys
のスパース パターンをプロットします。スパース モデルは 1 次 (sparss
) モデルまたは 2 次 (mechss
) モデルのいずれかになります。プロットには、sys
の各スパース行列に含まれる非ゼロ要素の数が表示されます。行列を表示するには、プロットを右クリックして目的の行列を選択します。
例
連続時間スパース 1 次モデル
この例では、連続時間スパース 1 次状態空間モデルのスパース行列を含む sparseFOContinuous.mat
について考えます。
sparseFOContinuous.mat
からスパース行列を抽出します。
load('sparseFOContinuous.mat','A','B','C','D','E');
sparss
モデル オブジェクトを作成します。
sys = sparss(A,B,C,D,E)
Sparse continuous-time state-space model with 1 outputs, 1 inputs, and 199 states. Use "spy" and "showStateInfo" to inspect model structure. Type "help sparssOptions" for available solver options for this model.
出力 sys
は、199 の状態、1 つの入力、および 1 つの出力をもつ連続時間 sparss
モデル オブジェクトです。
spy
コマンドを使用して、sparss
モデル オブジェクトのスパース性を可視化できます。
spy(sys)
離散時間スパース 1 次モデル
この例では、離散時間スパース 1 次状態空間モデルのスパース行列を含む sparseFODiscrete.mat
について考えます。
sparseFODiscrete.mat
からスパース行列を抽出します。
load('sparseFODiscrete.mat','A','B','C','D','E','ts');
sparss
モデル オブジェクトを作成します。
sys = sparss(A,B,C,D,E,ts)
Sparse discrete-time state-space model with 1 outputs, 1 inputs, and 398 states. Use "spy" and "showStateInfo" to inspect model structure. Type "help sparssOptions" for available solver options for this model.
出力 sys
は、398 の状態、1 つの入力、および 1 つの出力をもつ離散時間 sparss
モデル オブジェクトです。
spy
コマンドを使用して、sparss
モデル オブジェクトのスパース性を可視化できます。
spy(sys)
sparss モデル オブジェクトのモデル プロパティを表示することもできます。
properties('sparss')
Properties for class sparss: A B C D E Offsets Scaled StateInfo SolverOptions InternalDelay InputDelay OutputDelay InputName InputUnit InputGroup OutputName OutputUnit OutputGroup Notes UserData Name Ts TimeUnit SamplingGrid
連続時間スパース 2 次モデル
この例では、ファイル sparseBeam.mat
で先端に衝撃点荷重が適用される 3 次元ビーム モデルのスパース行列を考えてみます。
sparseBeam.mat
からスパース行列を抽出します。
load('sparseBeam.mat','M','K','B','F','G','D');
減衰がないため、行列 C
に []
を指定して mechss
モデル オブジェクトを作成します。
sys = mechss(M,[],K,B,F,G,D)
Sparse continuous-time second-order model with 3 outputs, 1 inputs, and 3408 degrees of freedom. Use "spy" and "showStateInfo" to inspect model structure. Type "help mechssOptions" for available solver options for this model.
出力 sys
は、3408 の自由度、1 つの入力、および 3 つの出力をもつスパース モデルの 3 行 1 列の配列を含む mechss
モデル オブジェクトです。
spy
コマンドを使用して、mechss
モデル オブジェクトのスパース性を可視化できます。
spy(sys)
離散時間スパース 2 次モデル
この例では、ファイル discreteSOSparse.mat
の離散システムのスパース行列について考えてみます。
discreteSOSparse.mat
からスパース行列を読み込みます。
load('discreteSOSparse.mat','M','C','K','B','F','G','D','ts');
サンプル時間 ts
を指定して離散時間 mechss
モデル オブジェクトを作成します。
sys = mechss(M,C,K,B,F,G,D,ts)
Sparse discrete-time second-order model with 1 outputs, 1 inputs, and 28408 degrees of freedom. Use "spy" and "showStateInfo" to inspect model structure. Type "help mechssOptions" for available solver options for this model.
出力 sys
は、28408 の自由度、1 つの入力および 1 つの出力をもつ離散時間 mechss
モデル オブジェクトです。
spy
コマンドを使用して、mechss
モデル オブジェクトのスパース パターンを可視化できます。プロットを右クリックして、表示する行列を選択します。
spy(sys)
入力引数
AX
— オブジェクト ハンドル
Axes
オブジェクト | UIAxes
オブジェクト
オブジェクト ハンドル。Axes
オブジェクトまたは UIAxes
オブジェクトとして指定します。App Designer で spy
を使用してアプリを作成するために AX
を使用します。
バージョン履歴
R2020b で導入
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
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