MATLAB ヘルプ センター
周波数復調
z = fmdemod(y,Fc,Fs,freqdev)
z = fmdemod(y,Fc,Fs,freqdev,ini_phase)
z = fmdemod(y,Fc,Fs,freqdev) は、与えられた入力周波数変調 (FM) 信号 y に応じて、復調した信号 z を返します。ここで、搬送波信号は、周波数 Fc とサンプル レート Fs をもちます。freqdev は変調信号の周波数偏差です。
z
y
Fc
Fs
freqdev
メモ
Fs の値は Fs ≥ 2Fc を満たさなければなりません。
freqdev の値は freqdev < Fc を満たさなければなりません。
例
z = fmdemod(y,Fc,Fs,freqdev,ini_phase) は、変調信号の初期位相をラジアン単位で指定します。
ini_phase
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サンプリング周波数を 1 kHz、搬送波周波数を 200 kHz に設定します。持続時間が 0.2 秒の時間ベクトルを生成します。
fs = 1000; fc = 200; t = (0:1/fs:0.2)';
周波数が 30 Hz と 60 Hz の 2 トーン正弦波信号を作成します。
x = sin(2*pi*30*t)+2*sin(2*pi*60*t);
周波数偏差を 50 Hz に設定します。
fDev = 50;
x を周波数変調します。
x
y = fmmod(x,fc,fs,fDev);
z を復調します。
z = fmdemod(y,fc,fs,fDev);
元の信号と復調した信号をプロットします。
plot(t,x,'c',t,z,'b--'); xlabel('Time (s)') ylabel('Amplitude') legend('Original Signal','Demodulated Signal')
復調した信号は元の信号を適切に近似しています。
周波数変調された入力信号。スカラー、ベクトル、行列または 3 次元配列として指定します。y の各要素は、実数でなければなりません。
データ型: double | single
double
single
搬送波周波数 (Hz 単位)。正の実数スカラーとして指定します。
データ型: double
サンプル レート (Hz 単位)。正のスカラーとして指定します。
変調信号の周波数偏差 (Hz 単位)。正のスカラーとして指定します。
変調信号の初期位相 (ラジアン単位)。スカラーとして指定します。
周波数復調された出力信号。スカラー、ベクトル、行列または 3 次元配列として返されます。
R2006a より前に導入
amdemod
fmmod
pmdemod
comm.FMBroadcastDemodulator
comm.FMDemodulator
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