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pmdemod

説明

z = pmdemod(y,Fc,Fs,phasedev) は、位相変調を使用して、変調されたメッセージ信号 y を復調します。

z = pmdemod(y,Fc,Fs,phasedev,ini_phase) は、復調された信号の初期位相を指定します。

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サンプルレートを設定します。信号をプロットするには、時間ベクトルを作成します。

fs = 50; 
t = (0:2*fs+1)'/fs;

正弦波入力信号を作成します。

x = sin(2*pi*t) + sin(4*pi*t);

搬送波周波数および位相偏差を設定します。

fc = 10; 
phasedev = pi/2;

入力信号を変調します。

tx = pmmod(x,fc,fs,phasedev);

AWGN チャネルを通して信号を渡します。

rx = awgn(tx,10,'measured');

ノイズを含む信号を復調します。

y = pmdemod(rx,fc,fs,phasedev);

元の信号と復元した信号をプロットします。

figure; plot(t,[x y]);
legend('Original signal','Recovered signal');
xlabel('Time (s)')
ylabel('Amplitude (V)')

Figure contains an axes object. The axes object with xlabel Time (s), ylabel Amplitude (V) contains 2 objects of type line. These objects represent Original signal, Recovered signal.

入力引数

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位相変調された入力信号。ベクトルまたは行列として指定します。y の列は独立したチャネルを表します。

データ型: single | double

搬送波周波数 (Hz 単位)。正のスカラーとして指定します。

データ型: double

サンプル レート (Hz 単位)。正のスカラーとして指定します。Fs は 2Fc 以上でなければなりません。

データ型: double

変調信号の初期位相 (ラジアン単位)。実数スカラーで指定します。

例: pi/4

データ型: double

位相偏差 (ラジアン単位)。正のスカラーとして指定します。

データ型: double

出力引数

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復調した信号。ベクトルまたは行列として返されます。

データ型: single | double

バージョン履歴

R2006a より前に導入