このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
アイ ダイアグラム
ライブラリ:
Communications Toolbox /
Comm Sinks
Communications Toolbox HDL Support /
Comm Sinks
Mixed-Signal Blockset /
Utilities
SerDes Toolbox /
Utilities
説明
Eye Diagram ブロックは変調された信号の複数のトレースを表示して、アイ ダイアグラムを生成します。このブロックを使用して、パルス整形やチャネル歪みの影響などの信号の変調特性を表示できます。
Eye Diagram ブロックの入力端子は 1 つです。このブロックは列ベクトルまたはスカラー入力信号を受け入れます。このブロックは、double、single、基本整数型および固定小数点型の各データ型の信号を受け入れます。すべてのデータ型は、ブロックが結果を表示する前に double にキャストされます。
アイ ダイアグラムの表示を変更するには、[スコープ] を選択し、[構成] の [設定] ボタン () をクリックします。
例
端子
入力
In — 入力信号
スカラー | 列ベクトル
入力信号。スカラーまたは列ベクトルとして指定します。
データ型: double
パラメーター
表示とトレース
Samples per symbol — シンボルあたりのサンプル数
8 (既定値) | 正の整数
シンボルあたりのサンプル数。正の整数として指定します。[Symbols per trace] と共に使用して、トレースあたりのサンプルの数を決めます。
調整可能: Yes
Sample offset — Sample offset
0 (既定値) | 非負の整数
サンプル オフセット。[Samples per symbol] と [Symbols per trace] の積より小さい非負の整数として指定します。このオフセットは最初の点をプロットする前に省略するサンプル数を指定します。
調整可能: Yes
Symbols per trace — Symbols per trace
2 (既定値) | 正の整数
トレースあたりにプロットされるシンボルの数。正の整数で指定します。
調整可能: Yes
Traces to display — 表示するトレース数
40 (既定値) | 正の整数
プロットされるトレースの数。正の整数として指定します。
調整可能: Yes
依存関係
Color fading — Color fading
off
(既定値) | on
このチェック ボックスをオンにすると、画面上に最初にプロットされた点からの時間間隔が開くにつれて点の色が薄くなります。
虚軸のプロット — 虚軸のプロット
on
(既定値) | off
このチェック ボックスを選択して、アイ ダイアグラムに虚数部のプロットを表示します。
座標軸とラベル
実軸ラベル — Real axis label
Real Amplitude
(既定値)
スコープで実数軸に表示されるテキスト。
調整可能: Yes
タイトル — タイトル ラベル
None (既定値)
アイ ダイアグラム プロットの上部に表示されるラベル。
調整可能: Yes
虚軸ラベル — Imaginary axis label
Imaginary Amplitude
(既定値)
スコープで虚軸に表示されるテキスト。
調整可能: Yes
Y 軸範囲 — 下限と上限の値
[-1.1,1 1]
(既定値) | スカラー
y 軸の下限と上限の値。
調整可能: Yes
グリッド表示 — プロットへのグリッドの表示
on
(既定値) | off
このラジオ ボタンを選択して、グリッドをスコープ ウィンドウに表示します。
色とスタイル
このタブを使用して、アクティブな表示領域のスタイルをカスタマイズします。表示領域を含む Figure の色、表示軸の背景や前景の色、表示領域内のラインのプロパティを変更できます。
クリップボードへのコピーで色を保持 — クリップボードへのコピーで色を保持
off
(既定値) | on
クリップボードへのコピー時に色を保持するには、このラジオ ボタンを選択します。
背景 — 背景色
black
(既定値)
プロットの背景色を指定します。
座標軸 — Axes の色
black
(既定値)
座標軸の塗りつぶし色と線の色を指定します。
ラベル — ラベルの色
グレー
(既定値)
座標軸のラベルの色を指定します。
スタイル — ライン スタイル
連続
(既定値)
表示された信号のラインのスタイルを指定します。
幅 — ライン プロットの太さ
1.5
(既定値)
表示された信号のラインのライン太さを指定します。
マーカー — データ点マーカー
None
(既定値) | ...
選択された信号のデータ点マーカー。この表のデータ点マーカーからいずれかを選択して指定します。このパラメーターは、MATLAB® Handle Graphics® プロット オブジェクトの Marker
プロパティとほぼ同等です。
指定子 | マーカー タイプ |
---|---|
なし | マーカーなし (既定の設定) |
円 | |
正方形 | |
十字 | |
点 | |
プラス記号 | |
アスタリスク | |
菱形 | |
下向き三角形 | |
上向き三角形 | |
左向き三角形 | |
右向き三角形 | |
星形五角形 | |
星形六角形 |
色 — ラインの色
黄
(既定値)
表示された信号のラインの色を指定します。
ブロックの特性
データ型 |
|
直達 |
|
多次元信号 |
|
可変サイズの信号 |
|
ゼロクロッシング検出 |
|
詳細
条件付きで実行されたサブシステムでのアイ ダイアグラムの使用
Eye Diagram ブロックが条件付きで実行されたサブシステムに配置された場合、Enabled Subsystem や Triggered Subsystem などでは次のようになります。
入力サイズは
SamplesPerSymbol
*SymbolsPerTrace
の整数倍でなければならないサンプル オフセットはゼロでなければならない
表示の右端部分が意図的に省略される。以下の図は、通常のシステムに配置された典型的なアイ ダイアグラム ディスプレイと、条件付きで実行されたサブシステムに配置された典型的なアイ ダイアグラム ディスプレイを比較しています。
通常のシステムのアイ ダイアグラムのプロット 条件付きで実行されたサブシステムでのアイ ダイアグラムのプロット 通常のアイ ダイアグラムでは、右端部分はトレースの最後のサンプルと、次のトレースの最初のサンプルの間の線です。 条件付きで実行されたサブシステムでは、これらのトレースは不連続の場合があります。したがって、この右端のセグメントは表示を破損する可能性があるため、省略されます。
プログラムの構成
Scope プロパティは、コールバックを使用するか、または、プログラムによる Scope ブロックの制御 (Simulink)で説明されているように、スクリプト内でスコープ構成オブジェクトを使用してプログラムで構成できます。
拡張機能
C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。
このブロックは、コード生成がこのブロックを含むシステム上で実行されると生成されたコードから除外されます。
HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための VHDL、Verilog および SystemVerilog のコードを生成します。
このブロックは、HDL コードを生成するサブシステムでのシミュレーションの可視化に使用できますが、ハードウェア実装には含まれません。
バージョン履歴
R2023b で導入
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
Select a Web Site
Choose a web site to get translated content where available and see local events and offers. Based on your location, we recommend that you select: .
You can also select a web site from the following list:
How to Get Best Site Performance
Select the China site (in Chinese or English) for best site performance. Other MathWorks country sites are not optimized for visits from your location.
Americas
- América Latina (Español)
- Canada (English)
- United States (English)
Europe
- Belgium (English)
- Denmark (English)
- Deutschland (Deutsch)
- España (Español)
- Finland (English)
- France (Français)
- Ireland (English)
- Italia (Italiano)
- Luxembourg (English)
- Netherlands (English)
- Norway (English)
- Österreich (Deutsch)
- Portugal (English)
- Sweden (English)
- Switzerland
- United Kingdom (English)