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OFDM 復調器の次元情報を提供する

説明

S = info(obj) は、comm.OFDMDemodulator System object™ である obj の入力信号と出力信号の次元を特定するフィールドをもつ構造体を返します。

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既定のプロパティを使用して OFDM 復調器 System object™ を作成します。プロパティの一部を変更します。オブジェクト関数infoを使用して、オブジェクトの構成を調べます。

ofdmDemod = comm.OFDMDemodulator
ofdmDemod = 
  comm.OFDMDemodulator with properties:

               FFTLength: 64
    NumGuardBandCarriers: [2×1 double]
         RemoveDCCarrier: false
         PilotOutputPort: false
      CyclicPrefixLength: 16
      OversamplingFactor: 1
              NumSymbols: 1
      NumReceiveAntennas: 1

info(ofdmDemod)
ans = struct with fields:
         InputSize: [80 1]
    DataOutputSize: [53 1]

サブキャリアの数、シンボルの数、および受信ストリームの数を変更します。また、パイロット出力を有効にします。

ofdmDemod.FFTLength = 128;
ofdmDemod.PilotOutputPort = 1;
ofdmDemod.NumSymbols = 2;
ofdmDemod.NumReceiveAntennas = 2;

サブキャリアの数とシンボルの数が変更されたことを確認します。オブジェクト関数infoを使用して、入力信号と出力信号の次元を再度調べます。情報構造体にパイロット出力の次元が追加されていることに注意してください。受信ストリームの数が 1 より大きいため、データとパイロット出力の次元は行列ではなく 3 次元配列になっています。

ofdmDemod
ofdmDemod = 
  comm.OFDMDemodulator with properties:

               FFTLength: 128
    NumGuardBandCarriers: [2×1 double]
         RemoveDCCarrier: false
         PilotOutputPort: true
     PilotCarrierIndices: [4×1 double]
      CyclicPrefixLength: 16
      OversamplingFactor: 1
              NumSymbols: 2
      NumReceiveAntennas: 2

info(ofdmDemod)
ans = struct with fields:
          InputSize: [288 2]
     DataOutputSize: [113 2 2]
    PilotOutputSize: [4 2 2]

入力引数

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次元情報を返す System object。comm.OFDMDemodulator System object として指定します。

データ型: object

出力引数

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OFDM 復調器の信号の次元。OFDM 復調器オブジェクト obj の入力信号と出力信号の次元を特定するフィールドをもつ構造体として返されます。

復調器の入力データの次元。列ベクトルとして指定します。この要素の値は、入力 obj の構成に基づき、[NIn,NStreams] として計算されます。

変数の定義については、変数のリストを参照してください。

データ型: double

出力データ信号の次元。列ベクトルとして指定します。この要素の値は、入力 obj の構成に基づき、[NDataSC,NSym,NStreams] として計算されます。

変数の定義については、変数のリストを参照してください。

データ型: double

パイロット出力信号の次元。列ベクトルとして指定します。この要素の値は、入力 obj の構成に基づき、[NPilot,NSym,NStreams] として計算されます。

変数の定義については、変数のリストを参照してください。

データ型: double

詳細

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バージョン履歴

R2014a で導入

参考

オブジェクト

関数