coder.read
構文
説明
C/C++ コードを生成する MATLAB® コードでは、coder.read 関数を使用して .coderdata ファイルからデータを読み取ります。実行時に生成コードでデータの読み取りが実行されます。
データを .coderdata ファイルに格納するには、MATLAB 実行で coder.write 関数を使用します。
それぞれの .coderdata ファイルには、そのファイルに格納されているデータの型とサイズを指定する "タイプ ヘッダー" が含まれています。coder.read 関数は、ファイルの内容を解釈するときにこの情報を使用します。
は、dataFromFile = coder.read(filename)filename.coderdata ストレージ ファイルからデータを読み取り、ファイル内に格納されているデータを返します。この構文は、定数の filename の入力に対してのみ機能します。この名前で表されるファイルがコード生成時に現在のフォルダーに存在している必要があります。
生成されたコードを実行する前に、coder.write 関数を使用して filename.coderdata に含まれているデータを変更できます。ただし、filename.coderdata に含まれているデータの型とサイズは、コード生成時と実行時で同じでなければなりません。
は、dataFromFile = coder.read(filename,TypeHeaderFrom=typeHeaderFilename)typeHeaderFilename に含まれている型とサイズの情報を使用して、filename のデータを解釈します。typeHeaderFilename 引数はコード生成時に定数でなければならず、この名前で表されるファイルがコード生成時に現在のフォルダーに存在している必要があります。コード ジェネレーターは、コード生成時に typeHeaderFilename から型とサイズの情報を取得します。
coder.read 関数の生成コードでは、実行時に任意の .coderdata ファイルを読み取ることができます。ただし、含まれているデータの型とサイズは、typeHeaderFilename ファイルを使用してコード生成時に提供した型とサイズの情報と一致している必要があります。
[ は、読み取り操作時の実行時エラーを非表示にします。エラーが発生した場合、dataFromFile,errID] = coder.read(___)coder.read は最初のエラーを errID として返します。dataFromFile 引数は、使用できないファイルの内容を返します。この構文を使用して、実行時エラーが無効になっているターゲットに対して生成されたコードをテストします。
例
入力引数
出力引数
拡張機能
バージョン履歴
R2023a で導入