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Software Composition

AUTOSAR アーキテクチャ モデル内のソフトウェア コンポジションをモデル化します。

R2019b 以降

  • Software Composition block

ライブラリ:
AUTOSAR Blockset

説明

AUTOSAR アーキテクチャ モデルでは、コンポジション エディターと Simulink® ツールストリップの [モデル化] タブを使用してコンポジションとコンポーネントの追加と接続を行います。Software Composition ブロックを使用して、入れ子にされたソフトウェア コンポジションを AUTOSAR ソフトウェア設計に追加します。コンポジションは、Classic モデリングと Adaptive モデリングでサポートされています。

入れ子にされた AUTOSAR コンポジションを追加および接続するには、次を行います。

  • [モデル化] タブまたはキャンバスの左側にあるパレットから、Software Composition ブロックを追加する。

  • コンポジションの要求側ポートと提供側ポートを追加する。各コンポジション ポートを追加するには、Software Composition ブロックの端をクリックします。ポートのコントロールが表示されたら、以下を行います。

    • Classic モデリングの場合、要求側ポートには [入力]、提供側ポートには [出力] を選択します。

    • Adaptive モデリングの場合、要求側ポートには [入力] または [クライアント]、提供側ポートには [出力] または [サーバー] を選択します。

    あるいは、Software Composition ブロックを開きます。各コンポジション ポートを追加するには、コンポジション ブロック線図の境界をクリックし、必要に応じて要求側ポートと提供側ポートを選択します。

  • Software Composition ブロックを他のブロックに接続するには、ブロックの端子を信号線で接続する。

  • Software Composition ブロックをアーキテクチャまたはコンポジション モデルのルート端子に接続するには、コンポジションのポートから、それが含まれるモデルの境界に線をドラッグする。接続を解放すると、境界にルート端子が作成されます。

  • プロパティ インスペクターを使用して追加の AUTOSAR プロパティを設定する。

AUTOSAR コンポジションには、共通の目的をもつ一連の AUTOSAR コンポーネントとコンポジションが含まれます。コンポジションを追加するには、Software Composition ブロックを開いて、さらなる Software Composition ブロックおよび Classic Component ブロックまたは Adaptive Component ブロックの追加を開始します。Classic コンポーネントと Adaptive コンポーネントを混在させることはサポートされていません。

端子

入力

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AUTOSAR ソフトウェア コンポジションのポート インターフェイスにある要求側ポート。

AUTOSAR ソフトウェア コンポジションのポート インターフェイス内のクライアント ポート。クライアント ポートは、AUTOSAR Adaptive アーキテクチャでメソッド通信をモデル化する際にサポートされます。

出力

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AUTOSAR ソフトウェア コンポジションのポート インターフェイスにある提供側ポート。

AUTOSAR ソフトウェア コンポジションのポート インターフェイス内のサーバー ポート。サーバー ポートは、AUTOSAR Adaptive アーキテクチャでメソッド通信をモデル化する際にサポートされます。

バージョン履歴

R2019b で導入

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