Main Content

nrPBCHDMRS

PBCH DM-RS シンボルの生成

ページ内をすべて折りたたむ

構文

sym = nrPBCHDMRS(ncellid,ibar_SSB)
sym = nrPBCHDMRS(ncellid,ibar_SSB,'OutputDataType',datatype)

説明

例

sym = nrPBCHDMRS(ncellid,ibar_SSB) は、ncellid で識別される物理レイヤー セルの物理ブロードキャスト チャネル (PBCH) 復調基準信号 (DM-RS) シンボルを返します。ibar_SSB 入力は、DM-RS スクランブル初期化の時間依存部分を指定します。この関数は、TS 38.211 の Section 7.4.1.4.1 [1]を実装するものです。

sym = nrPBCHDMRS(ncellid,ibar_SSB,'OutputDataType',datatype) は、DM-RS シンボルのデータ型を指定します。

例

すべて折りたたむ

ライブ スクリプトを開く

フレームの後半フレーム (n_hf = 1) で 3 番目の SS ブロック (i_SSB = 2) に関連付けられた 144 個の PBCH DM-RS シンボルのシーケンスを生成します。

ncellid = 17;
i_SSB = 2;
n_hf = 1;
ibar_SSB = i_SSB + (4*n_hf);

dmrs = nrPBCHDMRS(ncellid,ibar_SSB);

入力引数

すべて折りたたむ

物理レイヤーのセル ID 番号。0 ～ 1007 の整数として指定します。

データ型: double

DM-RS スクランブリング初期化の時間依存部分。0 ～ 7 の整数として指定します。ibar_SSB は、同期信号 (SS) バースト構成において、SS/PBCH ブロック インデックスの最下位ビット (LSB) およびハーフフレーム番号から導出されます。

  • ハーフフレームごとの SS/PBCH ブロックの数が 4 の場合、ibar_SSB = iSSB + 4 × nhf になります。ここで、iSSB は SS/PBCH ブロック インデックスの 2 つの LSB (0 ～ 3) です。nhf は、フレーム内のハーフフレーム番号 (0、1) です。

  • ハーフフレームごとの SS/PBCH ブロックの数が 8 または 64 の場合、ibar_SSB は SS/PBCH ブロック インデックスの 3 つの LSB (0 ～ 7) になります。

データ型: double

出力シンボルのデータ型。'double' または 'single' として指定します。

データ型: char | string

出力引数

すべて折りたたむ

PBCH DM-RS シンボル。複素数列ベクトルとして返されます。

データ型: single | double

参照

[1] 3GPP TS 38.211. “NR; Physical channels and modulation.” 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network.

拡張機能

バージョン履歴

R2018b で導入

参考

関数