第 5 章
アナログ/ミックスドシグナル検証
アナログ/ミックスドシグナル (AMS) 検証は、アナログとデジタルの設計部分が正しく実装されていることを証明するもので、特にこの 2 つのドメイン間の相互作用に対処します。
次のようにいくつかの技術を組み合わせることで、異なる設計や検証の要件を満たすことができます。
- AMS システムの設計者は、Simulink の参照モデルによってコンポーネントレベル設計のフレームワークを提供するトップダウン方法論に従います。
- アナログ設計者は、Simulink モデルを回路レベルシミュレーターにインポートして、アナログ設計コンポーネントの設計および検証を行うことができます。
- ミックスドシグナル IC 設計者は、MATLAB で回路レベルのシミュレーション データをインポートして、解析、可視化、およびレポート作成を行うことができます。
- 設計チームは、Simulink と回路レベルシミュレーターをコシミュレーションで使用し、AMS 設計の対話型のデバッグを実行することができます。
- デジタルハードウェア設計者は、Simulink から生成された C コードをインポートすることにより、自分の設計がアナログ部分とどのように相互作用するかを解析することができます。
Simulink モデルから AMS 回路レベルシミュレーターへのコンポーネントのエクスポート
Simulink で作成したミックスドシグナル モデルは、SystemVerilog DPI-C インターフェイスを使用して、Cadence Virtuoso® AMS Designer などの AMS シミュレーターにインポートすることができます。
Simulink では、C コードを SystemVerilog ラッパーとともに生成して、AMS シミュレーターと統合することができます。コンパイルすると、生成されたモデルは回路シミュレーター内でネイティブに動作します。この手法では、コシミュレーションで見られるような可視性は得られませんが、2 つの異なるシミュレーターを同期させる必要がないため、より高速にシミュレーションを実行することができます。
Simulink から回路シミュレーターにモデルをエクスポートすることで、エンジニアは、回路レベルのテストベンチや実数の動作モデルの開発に費やしていた時間を短縮することができます。
AMS 回路レベル シミュレーションのためのSimulink 動作モデルのエクスポート。
どちらが迅速でしょうか?
HDL コシミュレーションを実行する。または、C コードを生成して Direct Programming Interface 経由で AMS シミュレーターにインポートする。
コシミュレーションでは高い可視性が得られますが、2 つの異なるシミュレーターを同期させる必要があるため、迅速なシミュレーションはできません。
Mixed-Signal Analyzer アプリでは、IC 設計者が Cadence ADE Explorer や Virtuoso ADE Assembler から回路シミュレーション結果のデータベースを直接インポートできます。データをインポートすると、設計者は波形の可視化、傾向の特定、およびレポートの作成を行うことができます。
ユーザーは、40 以上の組み込みの MATLAB 関数から選択して結果を解析することができます。独自の MATLAB 関数を使用することにより、さらなる柔軟性を得ることができます。
ユーザーは、大規模かつ大量のファイルを操作することなく、自動的にデータベースをインポートすることができるため、結果の比較、コーナーの分離、回路の実装に関する洞察などを短時間で行うことができます。解析が完了すると、設計者はレポートを生成し、組織全体で共有することができます。
AMS コシミュレーションでは、Simulink と Cadence Virtuoso AMS デザイナーなどの回路レベルのシミュレーターとの間で設計を分割します。Simulink 動作モデルは、AMS 設計の回路実装と連携させてシミュレーションすることができます。Coupler ブロックには、Simulink と Cadence Virtuoso AMS デザイナー間のインターフェイスが用意されています。
コシミュレーション中に、エンジニアは Simulink と回路レベルシミュレーターの両方のデバッグ機能を使用することができます。この可視性は、ミックスドシグナル システムの設計、デバッグ、および検証に役立ちます。
コシミュレーションの速度は、2 つの可変ステップ シミュレーター間の同期と、回路レベルの実装の複雑さによって遅くなる可能性があります。
Simulink と Cadence Virtuoso AMS Designer のミックスドシグナル コシミュレーション。
RTL でミックスドシグナル設計のデジタル コンポーネントを開発するハードウェア設計者の場合、デジタル コンポーネントの設計および検証中に相互作用するアナログ部分をシミュレーションできると便利な場合が多くあります。
テスト対象設計 (DUT) の一部を表す高水準 Simulink モデルの部分から C コードを生成することができます。C コードは、SystemVerilog ラッパーを使用して生成され、コンパイルし、SystemVerilog DPI を介して HDL シミュレーターと統合することができます。コード生成前に、アナログ動作を表す Simulink モデルを精度およびシミュレーション性能要件に基づいて離散化し、デジタル シミュレーターで使用できるようにする必要があります。
自動車用センサーのモデルベースによるミックスドシグナル設計フロー
Allegro MicroSystems エンジニア部門のシニアディレクターが、高信頼性車載用センサー IC の開発に向けて、モデルベースのミックスドシグナル ASIC 設計フローを進化させたことについて説明します。Allegro は、ミックスドシグナル・センサー IC 向けの UVM ベースの検証、ラピッド プロトタイピング、および RTL コードの自動生成を合理化しました。
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