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チャネル構成
ThingSpeak チャネルへのアクセス
ThingSpeak™ チャネルに対し読み取りと書き込みを行うため、アプリケーションは HTTP 要求の発行または MATLAB® 関数の使用によって ThingSpeak サーバーに要求を送信します。各 ThingSpeak チャネルは、数値形式または英数字形式のデータのフィールドを最大で 8 つもつことができます。チャネルには、位置情報とステータス更新フィールドもあります。
各チャネル データ エントリは、日付およびタイムスタンプと共に保存され、一意のエントリ ID (entry_id) が割り当てられます。保存されたデータは時刻またはエントリ ID で取得できます。
ThingSpeak API を使用して、数値データの処理 (時間のスケーリング、平均化、中央値、合計、丸め) を行います。
HTTP POST を使用して API キーとデータをもつフィードをポストすることで、ThingSpeak チャネルを作成および更新することができます。チャネル フィードはアプリケーションへの統合のために JSON、XML、CSV 形式をサポートしています。
チャネル プロパティの設定
[Channel Settings] タブでチャネル プロパティを変更します。
Channel ID: 固有のチャネルの自動生成された ID。アプリケーションはこの ID を使用してチャネルからデータを読み取ります。この値は変更できません。
Name: ThingSpeak チャネルの一意の名前を入力します。
Description: ThingSpeak チャネルの説明を入力します。
Field#: チェック ボックスをオンにしてフィールドを有効にして、フィールド名を入力します。各 ThingSpeak チャネルは、フィールドを最大で 8 つもつことができます。
Metadata: JSON、XML または CSV データを含むチャネル データに関する情報を入力します。
Tags: チャネルを識別するキーワードを入力します。タグをコンマで区切ります。
URL: ThingSpeak チャネルに関する情報の記載された Web サイトがある場合は、その URL を指定します。
Elevation: データを収集するセンサーやモノの位置をメートル単位で入力します。たとえば、ロンドン市の標高は 35.052 です。
Show Location: このチェック ボックスをオンにすると、このページでデバイス位置データを入力できるようになります。結果としてチャネル ビューに位置ピン付きの Google® マップが表示されます。このチェック ボックスがオフになっていても、API を使用して緯度と経度の情報の読み取りと書き込みを行うことができます。
Latitude: データを収集するセンサーやモノの位置を 10 進法で入力します。たとえば、ロンドン市の緯度は 51.5072 です。
Longitude: データを収集するセンサーやモノの位置を 10 進法で入力します。たとえば、ロンドン市の経度は -0.1275 です。
Show Video: チェック ボックスをオンにすると、以下の設定を使用してチャネル ビューにビデオ表示を含めることができます。
YouTube/Vimeo: ビデオ サービスを選択します。
Video URL: ビデオの完全な URL を指定します。
Show Status: このチェック ボックスをオンにすると、チャネル ビューにステータス更新用のウィンドウが追加されます。たとえば、このウィンドウには、このチャネルへログ記録するように設定されたTalkBack アプリで実行されたコマンドを表示したり、チャネル フィードの更新で説明されているステータス パラメーターを使用して API コマンドで送信した情報を表示したりできます。
関連するトピック
チャネル プロパティ設定の代替方法については、チャネル情報の更新を参照してください。
プライベート チャネル、共有チャネル、および公開チャネル
プライベート チャネル、公開チャネル、または共有チャネルを選択することができます。[My Channels] ページで、[Sharing] タブに移動します。既定では、チャネルはプライベートであり、そのフィードにアクセスするには Read API キーが必要です。公開チャネルでは、他のユーザーが Read API キーなしでフィードを使用できるようになります。また、指定したユーザーとチャネルを共有することもできます。共有チャネルにアクセスできるユーザーは、チャネルのプライベート ビューのみを表示できます。チャネルを追加したり、警告を参照したり、ライセンス情報を参照したりすることはできません。
プライベート ビューと公開ビューの両方で、プラグインを使用して可視化と解析を有効にできます。また、各ビューで異なるプラグインを表示することもできます。
メモ
無料ユーザーは、他のユーザー 3 人のみとチャネルを共有できます。
API キー
ThingSpeak API または MATLAB コードを使用してチャネルに対しデータの読み取りや書き込みを行う場合は、適切な読み取り権限と書き込み権限が必要です。16 桁の API キーにより、プライベート チャネルからの読み取りとチャネルへの書き込みができます。公開 ThingSpeak チャネルからの読み取りには API キーは必要ありません。
Write API キー
Write API キーを使用してチャネルを更新します。Write API キーが漏洩した場合は新しいキーを生成できます。MATLAB Analysis または MATLAB Visualization を使用している場合、API 情報が右側の [Help] ペインに表示されます。
Write API キーを見つけるには、次を行います。
[Channels] 、 [My Channels] をクリックします。
更新するチャネルを選択します。
[API Keys] タブを選択します。
Read API キー
Read API キーを使用すると、アプリケーションは API からデータを読み取ることができます。さまざまなアプリケーションに対して複数の Read API キーを生成できます。
Read API キーを入手するには、次を行います。
[Channels] 、 [My Channels] をクリックします。
更新するチャネルを選択します。
[API Keys] タブを選択します。
[Generate New Read API Key] をクリックします。
API エンドポイント
HTTP API アドレス
HTTP を使用した、セキュリティで保護されていない ThingSpeak との通信では、次のアドレスを使用します。
http://api.thingspeak.com
HTTPS を使用した、セキュリティで保護された ThingSpeak との通信では、次のアドレスを使用します。
https://api.thingspeak.com
HTTP API の静的 IP アドレス
ThingSpeak HTTP サーバー IP との通信には、次のアドレスを使用します。
http://184.106.153.149
MQTT API アドレス
ポート 1883
で ThingSpeak MQTT ブローカーと通信するには、次のアドレスを使用します。
mqtt.thingspeak.com
クロスドメイン XML
クロスドメイン XML を使用してポストするには、次のアドレスを使用します。
http://api.thingspeak.com/crossdomain.xml
MATLAB でのチャネル アクセス
MATLAB でプライベート チャネルからデータを読み取るには、関数 thingSpeakRead
を使用します。
thingSpeakRead(channelID,'ReadKey','Your.Read.API.Key.String');
thingSpeakWrite
を使用します。
thingSpeakWrite(channelId,data,thingSpeakWrite(17504,[2.3,1.2,3.2],'WriteKey','Your.Write.API.Key.String');
API レート制限
無料ユーザーは ThingSpeak チャネルを 15 秒ごとに更新でき、有料ユーザーは 1 秒ごとに更新できます。これ以上の頻度で更新するとエラーが発生します。読み取り要求の時間間隔は、いかなるユーザーに対しても ThingSpeak により制限されることはありません。ローカルでアプリケーションの要件に合うように設定を変えるには、ソース コードを GitHub からダウンロードします。
API キャッシュ
データを XML または JSON を介して送信するときにキャッシュすることができます。100 件を超えるエントリを返すフィードは 5 分間キャッシュされます。この制限によりアプリケーションのパフォーマンスが改善されます。最後の呼び出し、または "results=100" 以下を指定するフィードはキャッシュされないため、リアルタイム アプリケーションの作成が可能になります。
チャネル データのインポート
CSV ファイルから ThingSpeak チャネルに直接データをインポートできます。
ThingSpeak チャネルにデータをインポートするには、次を行います。
[Channels] 、 [My Channels] をクリックします。
チャネルを選択します。
[Data Import / Export] タブを選択します。
ファイルを選択します。
[Upload] をクリックします。
関連するすべてのフィールド ヘッダーが次のように定義され、CSV ファイルが適切な形式になっていることを確認します。
datetime,field1,field2,field3,field4,field5,field6,field7,field8,latitude,longitude,elevation,status
形式 | サンプル | 結果の日付と時刻 |
---|---|---|
Epoch | 1494878628 (1970 年 1 月 1 日からの経過秒数) | 2017 年 5 月 15 日 20:03:48 GMT |
ISO 8601 | 2017-05-15T20:03:48-05:00 | 2017 年 5 月 15 日 20:03:48 EST |
MySQL | 2017-05-15 20:03:48 UTC | 2017 年 5 月 15 日 20:03:48 EST |
datetime スタンプに GMT/UTC オフセットが含まれる場合、ThingSpeak はこの情報を使用してデータをインポートします。datetime スタンプに GMT/UTC オフセットがない場合はタイム ゾーンを指定します。