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matlabFunction
関数ハンドルまたはファイルへのシンボリック式の変換
説明
は、前述の構文の入力引数の組み合わせのいずれかに加えて、1 つ以上の名前と値の引数を使用して、オプションを指定します。ht
= matlabFunction(___,Name,Value
)
たとえば、名前と値の引数 File
指定して、生成した MATLAB 関数をファイルに書き込むことができます。また、名前と値の引数 Vars
を指定して、スカラー変数とベクトル変数が組み合わされた入力引数をもつ MATLAB 関数を生成することもできます。
例
入力引数
出力引数
制限
simplify
やsolve
といった、double
データ型を扱い、対応する MATLAB 関数をもたないいくつかのシンボリック関数は、変換後の MATLAB 関数ハンドルやファイルにシンボリック関数として保持されます。これらの関数で構成された変換ファイルは、MATLAB Coder™ や MATLAB Compiler™ では展開できません。double
データ型を使用する独自の関数を作成して、これらのシンボリック関数を置き換える必要があります。展開できないシンボリック関数の詳細については、MathWorks テクニカルサポートにお問い合わせください。
ヒント
引数
File
を使用する際、rehash
によって生成された関数がすぐに利用可能になります。rehash
は、検索パス上にあるディレクトリにおいて既知のファイルの MATLAB リストを更新します。File
オプションが空の場合、無名関数が返されます。matlabFunction
を使用して、1 つ以上のシンボリック式を単一の MATLAB 関数に変換し、結果の関数を M ファイルに書き込みます。その後、生成された M ファイルを MATLAB Compiler で使用して、スタンドアロン アプリケーションや Web アプリを作成できます。例については、MATLAB Compiler を使用してシンボリック式から生成された MATLAB 関数の展開を参照してください。matlabFunction
を使用して、1 つ以上のシンボリック式を単一の MATLAB 関数に変換し、結果の関数を M ファイルに書き込みます。その後、生成された M ファイルを MATLAB Coder アプリで使用して、C または C++ のコードを作成できます。例については、MATLAB Coder アプリを使用した、シンボリック式からの C コードの生成を参照してください。スカラー変数とベクトル変数が組み合わされた入力引数をもつ MATLAB 関数を生成するには、名前と値の引数
Vars
を cell 配列として指定します。例については、生成された関数の入力引数の指定およびベクトル入力引数を使用した関数の生成を参照してください。
バージョン履歴
R2008b で導入