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nanmedian

NaN 値を無視した中央値

説明

y = nanmedian(X) は、NaN 値を削除して計算された、Xmedian です。

ベクトル x の場合、NaN の値を削除した後は、nanmedian(x) が残りの要素の中央値になります。行列 X の場合、NaN 値を削除した後は、nanmedian(X) が列中央値の行ベクトルになります。多次元配列 X の場合、nanmedian は大きさが 1 でない最初の次元に対して作用します。

y = nanmedian(X,'all') は、NaN 値を削除して計算された、X のすべての要素の中央値を返します。

y = nanmedian(X,dim) は、X の作用次元 dim に沿った中央値を取ります。

y = nanmedian(X,vecdim) は、NaN 値を削除して計算された、ベクトル vecdim で指定された次元における中央値を返します。vecdim の各要素は、入力配列 X の次元を表します。出力 y の指定された作用次元における長さは 1 です。他の次元の長さは、Xy で同じになります。たとえば、X が 2 x 3 x 4 の配列である場合、nanmedian(X,[1 2]) は 1 x 1 x 4 の配列を返します。出力配列の各要素は、X の対応するページにおける要素の中央値です。

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欠損値が含まれている行列データの列中央値を求めます。

X = magic(3);
X([1 6:9]) = NaN
X = 3×3

   NaN     1   NaN
     3     5   NaN
     4   NaN   NaN

y = nanmedian(X)
y = 1×3

    3.5000    3.0000       NaN

複数の次元における多次元配列の中央値を求めます。

欠損値が含まれている 3 x 5 x 2 の配列 X を作成します。

X = reshape(1:30,[3 5 2]);
X([10:12 25]) = NaN
X = 
X(:,:,1) =

     1     4     7   NaN    13
     2     5     8   NaN    14
     3     6     9   NaN    15


X(:,:,2) =

    16    19    22   NaN    28
    17    20    23    26    29
    18    21    24    27    30

作用次元として 1 番目の次元と 2 番目の次元を指定して、X の各ページの中央値を求めます。

ypage = nanmedian(X,[1 2])
ypage = 
ypage(:,:,1) =

    6.5000


ypage(:,:,2) =

   22.5000

たとえば、ypage(1,1,1)X(:,:,1) の非 NaN 要素の中央値です。

作用次元として 1 番目の次元と 3 番目の次元を指定して、各 X(:,i,:) スライスの要素の中央値を求めます。

ycol = nanmedian(X,[1 3])
ycol = 1×5

    9.5000   12.5000   15.5000   26.5000   21.5000

たとえば、ycol(4)X(:,4,:) の非 NaN 要素の中央値です。

代替機能

nanmedian の代わりに、入力引数 nanflag の値として 'omitnan' を指定して MATLAB® 関数 median を使用できます。

拡張機能

参考

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R2006a より前に導入