gamlike
ガンマの負の対数尤度
構文
nlogL = gamlike(params,data)
[nlogL,AVAR] = gamlike(params,data)
説明
nlogL = gamlike(params,data) は、与えられた data についてパラメーター params の負のガンマ対数尤度を返します。params(1)=A は形状パラメーター、params(2)=B はスケール パラメーターです。params のパラメーターはすべて正でなければなりません。
また [nlogL,AVAR] = gamlike(params,data) は、params の値が最尤推定である場合にパラメーター推定の漸近的分散共分散行列である AVAR も返します。AVAR はフィッシャーの情報行列の逆行列です。AVAR の対角要素は各パラメーターの漸近分散です。
[...] = gamlike(params,data,censoring) は、正確に観測された観測値に対して 0、右側打ち切りの観測値に対して 1 となる、data と同じサイズのブール ベクトルを受け入れます。
[...] = gamfit(params,data,censoring,freq) は、data と同じサイズの頻度ベクトルを受け入れます。freq は、通常、data の要素に対応するための整数の頻度を含みますが、任意の整数でない非負値を含むこともできます。
gamlike は、ガンマ分布の最尤推定のためのユーティリティ関数です。関数 gamlike は、ガンマ対数尤度関数に負の符号を付けたものを出力するので、関数 fminsearch を使って gamlike を最小化することは、尤度を最大化することと等しくなります。
例
関数 gamfit によって計算されるパラメーター推定値の負の対数尤度を計算します。
a = 2; b = 3; r = gamrnd(a,b,100,1); [nlogL,AVAR] = gamlike(gamfit(r),r) nlogL = 267.5648 AVAR = 0.0788 -0.1104 -0.1104 0.1955
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入