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sfpref

Stateflow チャートの基本設定の設定

説明

allSettings = sfpref は、Stateflow® の基本設定とその設定値を返します。

setting = sfpref(preference) は、指定された基本設定の設定値を返します。

setting = sfpref(ActionLanguage=actionLanguage) は、新しい Stateflow チャートおよび状態遷移表で使用される既定のアクション言語を設定します。詳細については、既定のアクション言語の変更を参照してください。

setting = sfpref(PatternWizardCustomDir=customPatternFolder) は、パターン ウィザードで使用されるカスタム パターン フォルダーを設定します。詳細については、フロー チャートのカスタム パターンの保存を参照してください。

setting = sfpref(EnableLabelAutoCorrectionForMAL=autoCorrection) は、MATLAB® をアクション言語として使用する Stateflow チャート内での、一般的な C 構造の自動修正を有効または無効にします。詳細については、MATLAB をアクション言語として使用する場合の自動修正を参照してください。

setting = sfpref(ShowTransitionLabelOwner=transitionLabelLines) は、遷移と関連するラベルの間のインジケーター ラインを有効または無効にします。

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Stateflow のすべての基本設定の設定値を表示します。

sfpref
ans = 

  struct with fields:

                               ActionLanguage: 'MATLAB'
              EnableLabelAutoCorrectionForMAL: 1
                       PatternWizardCustomDir: ''
                     ShowTransitionLabelOwner: 0

新しい Stateflow チャートおよび状態遷移表で使用される既定のアクション言語を表示します。

sfpref("ActionLanguage")
ans =

    'MATLAB'

新しい Stateflow チャートおよび状態遷移表で使用される既定のアクション言語を C に変更します。

sfpref(ActionLanguage="C")
ans =

    'C'

パターン ウィザードで使用されるカスタム パターン フォルダーを C:\patterns に設定します。

sfpref(PatternWizardCustomDir=fullfile("C:","patterns"))
ans =

    'C:\patterns'

MATLAB をアクション言語として使用するチャート内での一般的な C 構造の自動修正を無効にします。

sfpref(EnableLabelAutoCorrectionForMAL=false)
ans =

    0

すべての遷移と関連するラベルの間のインジケーター ラインを表示します。

sfpref(ShowTransitionLabelOwner=true)
ans =

    1

入力引数

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返す Stateflow の基本設定。次のいずれかの値として指定します。

  • "ActionLanguage" — 新しい Stateflow チャートおよび状態遷移表で使用される既定のアクション言語

  • "PatternWizardCustomDir" — パターン ウィザードで使用されるカスタム パターン フォルダー

  • "EnableLabelAutoCorrectionForMAL" — MATLAB をアクション言語として使用する Stateflow チャートで一般的な C 構造を自動修正するかどうか

  • "ShowTransitionLabelOwner" — 遷移と関連するラベルの間のインジケーター ラインを表示するかどうか

新しい Stateflow チャートおよび状態遷移表で使用される既定のアクション言語。"MATLAB" または "C" として指定します。

パターン ウィザードで使用されるカスタム パターン フォルダー。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

データ型: string | char

MATLAB をアクション言語として使用する Stateflow チャート内での一般的な C 構造の自動修正を有効にするかどうか。数値あるいは logical の 1 (true) または 0 (false) として指定します。

遷移と関連するラベルの間のインジケーター ラインを表示するかどうか。数値あるいは logical の 1 (true) または 0 (false) として次のように指定します。

  • true — すべての遷移のインジケーター ラインを表示

  • false — ラベルの所有権が不明確な場合のみインジケーター ラインを表示

出力引数

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Stateflow のすべての基本設定の設定値。次のフィールドをもつ構造体として返されます。

  • ActionLanguage — 新しい Stateflow チャートおよび状態遷移表で使用される既定のアクション言語。'MATLAB' または 'C' として返されます。

  • PatternWizardCustomDir — パターン ウィザードで使用されるカスタム パターン フォルダー。文字ベクトルとして返されます。

  • EnableLabelAutoCorrectionForMAL — MATLAB をアクション言語として使用する Stateflow チャートで一般的な C 構造を自動修正するかどうか。double データ型の 1 または 0 として返されます。

  • ShowTransitionLabelOwner — 遷移と関連するラベルの間のインジケーター ラインを表示するかどうか。double データ型の 1 または 0 として返されます。

指定した基本設定の設定値。基本設定に応じた形式で返されます。

  • ActionLanguage'MATLAB' または 'C'

  • PatternWizardCustomDir — 文字ベクトル

  • EnableLabelAutoCorrectionForMALdouble データ型の 1 または 0

  • ShowTransitionLabelOwnerdouble データ型の 1 または 0

データ型: char | double

バージョン履歴

R2006a より前に導入