rising
説明
tf = rising(
は、次の場合に 1 (expression
)true
) を返します。
expression
の前の値が負で、現在の値がゼロまたは正である。expression
の前の値がゼロで、現在の値が正である。
それ以外の場合、演算子は 0 (false
) を返します。expression
の値が 3 つの連続するタイム ステップで負→ゼロ→正に変化する場合、expression
の値が 0 になると演算子は単一エッジを検出します。
引数 expression
は次のとおりです。
スカラー値の式である必要がある
チャートの入力データ、定数、調整不可能なパラメーター、ローカルの連続時間データ、および Simulink® ベースのステートのステート データを組み合わせることができる
スカラー変数、行列要素、構造体のフィールド、または構造体フィールドと行列要素の任意の有効な組み合わせの加算、減算および乗算を含むことができる
数字、または定数の整数として評価される式を使用して、行列の要素にインデックス付けします。
メモ
エッジ検出は、Simulink モデル内の Stateflow® チャートでのみサポートされます。
例
ヒント
演算子
rising
は、[トリガー タイプ] がrising
に設定された Trigger (Simulink) ブロックの動作を模倣します。ローカルの連続時間データ、および Simulink ベースのステートのステート データのエッジ検出は、遷移条件でのみサポートされます。
Atomic サブチャートでは、エッジ検出の式で使用するすべての入力データを、メイン チャートの入力データまたは調整不可能なパラメーターにマッピングします。これらの入力データを出力データ、ローカル データ、または調整可能なパラメーターにマッピングすると、意図しない動作が引き起こされる可能性があります。
バージョン履歴
R2021b で導入