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永続シンボルを使用した C Function ブロックの状態の変更

以下の例では、C Function ブロックが正弦波信号を受け取り、指定されたサンプル周期だけその出力を遅延させる単位遅延システムについて説明します。

open_system('CFunctionPersistentExample');

[開始コード] ペインで、パラメーターとして指定された初期値が、永続データとしてブロックにキャッシュされます。

[出力コード] ペインで、この状態について計算が実行されます。次のタイム ステップの次の状態として、ブロックに新しい入力が渡されます。

[シンボル] テーブルに、コード内で使用されるシンボルの属性が定義されています。initialValue シンボルのスコープは Parameter として指定されているため、その値をブロック ダイアログで変更できることに注目してください。state は Persistent スコープを持つよう定義されています。この値は、タイム ステップごとに変化します。

参考

オブジェクト

ブロック