Simulink.VariantManager.getConfigurationData

モデルに関連付けられたバリアント コンフィギュレーション データ オブジェクトを取得する

R2022b 以降

構文

vcdo = Simulink.VariantManager.getConfigurationData(model)

説明

vcdo = Simulink.VariantManager.getConfigurationData(model) は、モデル model に関連付けられたバリアント コンフィギュレーション データ オブジェクトを返します。

メモ

この関数を使用するには、Variant Manager for Simulink^® サポート パッケージをインストールする必要があります。

例

モデルのバリアント コンフィギュレーション オブジェクトの取得

モデル slexVariantManagement を開きます。

model = 'slexVariantManagement';
open_system(model);

モデルの既存のバリアント コンフィギュレーション データ オブジェクトを取得します。

Simulink.VariantManager.getConfigurationData(model)

ans = 
  VariantConfigurationData with properties:

            Configurations: [1×7 struct]
               Constraints: [1×1 struct]
    PreferredConfiguration: ''

モデルに関連付けられたバリアント コンフィギュレーション オブジェクトの名前を取得します。

get_param(model, 'VariantConfigurationObject')

ans = 
'vcd'

入力引数

model — モデルの名前

文字ベクトル | string

モデルの名前。文字ベクトルまたは string として指定します。

例: "slexVariantManagement"

データ型: char | string

出力引数

vcdo — バリアント コンフィギュレーション データ オブジェクト

Simulink.VariantConfigurationData オブジェクト

モデルに関連付けられているバリアント コンフィギュレーション データ オブジェクト。Simulink.VariantConfigurationData クラスのオブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2022b で導入

R2022b: getFor よりも推奨

getFor メソッドは将来のリリースで削除されます。代わりに Simulink.VariantManager.getConfigurationData 関数を使用してください。

参考

Simulink.VariantConfigurationData | Simulink.VariantManager.activateModel

トピック

• Variant Manager for Simulink
• Variant Configurations