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getDatasetRef

実行の Simulink.sdi.DatasetRef オブジェクトを作成する

説明

sdiDSRef = getDatasetRef(runObj) は、Simulink.sdi.Run オブジェクト runObj のデータを参照する Simulink.sdi.DatasetRef オブジェクト sdiDSRef を作成します。データが大きすぎてメモリに収まらない場合は、DatasetRef オブジェクトを使用してデータを処理します。

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モデル sldemo_fuelsys は信号ログを使用して、フォールトトレラント燃料制御システムのデータをログ記録します。信号ログ データは、シミュレーション データ インスペクターに自動的にストリーミングされます。

シミュレーション データ インスペクターで実行を作成するには、モデルをシミュレートします。

mdl = "sldemo_fuelsys";
sim(mdl);

関数 Simulink.sdi.Run.getLatest を使用して最新の実行を取得します。

fuelRun = Simulink.sdi.Run.getLatest;

関数 getDatasetRef を使用して、実行の Simulink.sdi.DatasetRef オブジェクトを作成します。

DSRef = getDatasetRef(fuelRun)
DSRef = 
  DatasetRef with properties:

           Name: 'Run <run_index>: <model_name>'
            Run: [1x1 Simulink.sdi.Run]
    numElements: 16

入力引数

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処理しなければならない、メモリに収まらないデータをもつシミュレーション データ インスペクター実行。Simulink.sdi.Run オブジェクトとして指定します。

出力引数

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メモリに収まらないデータの処理に使用できる実行データへの参照。Simulink.sdi.DatasetRef オブジェクトとして返されます。

バージョン履歴

R2017b で導入