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Simulink.ID.hilite

(非推奨) Simulink 識別子に関連付けられたオブジェクトを強調表示

Simulink.ID.hilite は推奨されません。代わりに hilite_system を使用してください。詳細については、互換性についての考慮事項を参照してください。

説明

Simulink.ID.hilite(SID) は、Simulink® 識別子 SID に関連付けられたオブジェクトを強調表示します。

Simulink.ID.hilite(SID,style) は、指定された強調表示スタイルを使用します。

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モデル vdp を開きます。

openExample('simulink_general/VanDerPolOscillatorExample')

Mu ブロックの Simulink 識別子を取得します。

muSID = Simulink.ID.getSID('vdp/Mu')

Mu ブロックを強調表示します。

Simulink.ID.hilite(muSID)

モデル vdp を開きます。

openExample('simulink_general/VanDerPolOscillatorExample')

Mu ブロックの Simulink 識別子を取得します。

muSID = Simulink.ID.getSID('vdp/Mu')

'fade' スタイルを使用して Mu ブロックを強調表示します。

Simulink.ID.hilite(muSID,'fade')

入力引数

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Simulink 識別子。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

オブジェクトの SID を取得するには、関数 Simulink.ID.getSID を使用します。

例: 'vdp:4'

強調表示スタイル。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'default' — 既定のカラースキーマ: 赤の外枠、黄の塗りつぶし。

  • 'none' — 強調表示をクリア。

    すべての強調表示をクリアするには、[デバッグ] タブの [信号のトレース] ボタン グループで、[トレースを削除] ボタンをクリックします。

  • 'debug' — 既定のカラー スキームを使用。

  • 'different' — 赤の外枠、白の塗りつぶしを適用。

  • 'error' — 既定のカラー スキームを使用。

  • 'fade' — グレーの外枠、白の塗りつぶしを適用。

  • 'find' — 濃い青の外枠、青の塗りつぶしを適用。

  • 'lineTrace' — 赤の外枠、青の塗りつぶしを適用。

  • 'unique' — 濃い青の外枠、白の塗りつぶし。

  • 'user1''user2''user3''user4''user5' — カスタムの強調表示を適用: 既定では黒の外枠、白の塗りつぶし (つまり、強調表示なし)。

これらに加えて、以下のカラー スキームを使用できます。最初のワードは外枠、2 番目のワードは塗りつぶしのカラーです。

  • 'orangeWhite'

  • 'blackWhite'

  • 'redWhite'

  • 'blueWhite'

  • 'greenWhite'

任意のスタイルの外観をカスタマイズできます。強調表示スタイルのカスタマイズを参照してください。

バージョン履歴

R2009b で導入

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R2020a: 非推奨

Simulink.ID.hilite は推奨されません。代わりに hilite_system を使用してください。

次の表に、Simulink.ID.hilite の一般的な使用方法とコードの更新方法を示します。

非推奨推奨
SID = Simulink.ID.getSID('vdp/Mu');
Simulink.ID.hilite(SID)
hilite_system('vdp/Mu')