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setValue

データ ディクショナリ エントリの値を設定

説明

setValue(entryObj,newValue) は、データ ディクショナリ エントリ entryObj (Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクト) に値 newValue を代入します。

ブロック パラメーター値をスイープする目的でプログラムにより変数にアクセスするには、データ ディクショナリのプログラム インターフェイス経由で変数を変更する代わりに、Simulink.SimulationInput オブジェクトの使用を検討します。ブロック パラメーター値の最適化、推定およびスイープを参照してください。

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データ ディクショナリ エントリ fuelFlowfuelFlowObj という名前の Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトで表します。fuelFlow はデータ ディクショナリ myDictionary_ex_API.sldd で定義されています。

myDictionaryObj = Simulink.data.dictionary.open('myDictionary_ex_API.sldd');
dDataSectObj = getSection(myDictionaryObj,'Design Data');
fuelFlowObj = getEntry(dDataSectObj,'fuelFlow');

エントリ fuelFlow の値を 493 に設定します。fuelFlowObjValue プロパティを表示して変更を確認します。

setValue(fuelFlowObj,493)
fuelFlowObj
fuelFlowObj = 

  Entry with properties:

              Name: 'fuelFlow'
             Value: 493
        DataSource: 'myDictionary_ex_API.sldd'
      LastModified: '2014-Sep-05 13:37:22.161124'
    LastModifiedBy: 'jsmith'
            Status: 'Modified'

入力引数

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ターゲットのデータ ディクショナリ エントリ。Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトとして指定します。この関数を使用する前に、関数 getEntry などを使用してターゲットのエントリを Simulink.data.dictionary.Entry オブジェクトで表しておきます。

データ ディクショナリ エントリに代入する値。MATLAB 式として指定します。エントリが含まれるデータ ディクショナリ セクションでサポートされる値を返す式でなければなりません。

例: 27.5

例: myBaseWorkspaceVariable

例: Simulink.Parameter

代替方法

モデル エクスプローラーのウィンドウを使用して、データ ディクショナリ エントリの値を表示して変更することができます。

バージョン履歴

R2015a で導入