Real-Imag to Complex
実数の入力および虚数の入力を、複素数値の信号に変換
ライブラリ:
Simulink /
Math Operations
HDL Coder /
Math Operations
説明
Real-Imag to Complex ブロックは、実数の入力および虚数の入力を複素数値の出力信号に変換します。
入力は、双方とも等しいサイズをもつ配列 (ベクトルあるいは行列) である場合もあれば、1 つの入力が配列であり、もう 1 つがスカラーであることもあります。ブロックが配列の入力をもつ場合、出力は同じサイズの複素数配列です。実数入力の要素は、対応する複素数出力の要素の実数部に写像されます。虚数入力は、複素数出力信号の虚数部に同様に写像されます。1 つの入力がスカラーの場合、すべての複素数出力信号の対応する成分 (実数または虚数) に写像されます。
例
端子
入力
Re — 複素数出力の実数部
スカラー | ベクトル | 行列
複素数値の出力信号に変換される実数値。スカラー、ベクトル、または行列として指定します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| fixed point
| bus
Im — 複素数出力の虚数部
スカラー | ベクトル | 行列
複素数値の出力信号に変換される虚数値。スカラー、ベクトル、または行列として指定します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| fixed point
| bus
Port_1 — 複素数出力の実数部または虚数部
スカラー | ベクトル | 行列
複素数出力信号に変換する実数部または虚数部。有限のスカラー、ベクトル、または行列として指定します。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| fixed point
| bus
出力
Port_1 — 複素信号
スカラー | ベクトル | 行列
複素信号。実数値と虚数値から形成されます。
データ型: single
| double
| int8
| int16
| int32
| int64
| uint8
| uint16
| uint32
| uint64
| fixed point
パラメーター
入力 — 実数、虚数、またはその両方
実数
(既定値) | 虚数部
| 実数部と虚数部
入力のタイプ (実数入力、虚数入力、またはこれらの両方) を指定します。
プログラムでの使用
ブロック パラメーター: Input |
型: 文字ベクトル |
値: 'Real and imag' | 'Real' | 'Imag' |
既定の設定: 'Real and imag' |
虚数部 — 複素数出力の虚数部
0
(既定値) | 有限スカラー、ベクトル、または行列
入力を複素数値の出力信号に変換する際に使用する虚数値を指定します。
依存関係
このパラメーターを有効にするには、[入力] を [実数]
に設定します。
プログラムでの使用
ブロック パラメーター: ConstantPart |
型: 文字ベクトル |
値: 虚数値 |
既定の設定: '0' |
実数部 — 複素数出力の実数部
0
(既定値) | 有限スカラー、ベクトル、または行列
入力を複素数値の出力信号に変換する際に使用する一定の実数値を指定します。
依存関係
このパラメーターを有効にするには、[入力] を [虚数部]
に設定します。
プログラムでの使用
ブロック パラメーター: ConstantPart |
型: 文字ベクトル |
値: 有限で実数値のスカラー、ベクトル、または行列 |
既定の設定: '0' |
サンプル時間 (継承は -1) — サンプルの間隔
-1
(既定値) | スカラー | ベクトル
サンプルの時間間隔を指定します。サンプル時間を継承するには、このパラメーターを -1
に設定します。詳細については、サンプル時間の指定を参照してください。
依存関係
このパラメーターは、-1
以外の値に設定した場合にのみ表示されます。詳細は、サンプル時間が推奨されないブロックを参照してください。
プログラムでの使用
ブロック パラメーター: SampleTime |
型: string スカラーまたは文字ベクトル |
既定の設定: "-1" |
ブロックの特性
データ型 |
|
直達 |
|
多次元信号 |
|
可変サイズの信号 |
|
ゼロクロッシング検出 |
|
拡張機能
C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。
HDL コード生成
HDL Coder™ を使用して FPGA 設計および ASIC 設計のための VHDL、Verilog および SystemVerilog のコードを生成します。
HDL Coder™ には、HDL の実装および合成されたロジックに影響する追加のコンフィギュレーション オプションがあります。
このブロックには 1 つの既定の HDL アーキテクチャがあります。
ConstrainedOutputPipeline | 既存の遅延を設計内で移動することによって出力に配置するレジスタの数。分散型パイプラインではこれらのレジスタは再分散されません。既定の設定は |
InputPipeline | 生成されたコードに挿入する入力パイプライン ステージ数。分散型パイプラインと制約付き出力パイプラインでは、これらのレジスタを移動できます。既定の設定は |
OutputPipeline | 生成されたコードに挿入する出力パイプライン ステージ数。分散型パイプラインと制約付き出力パイプラインでは、これらのレジスタを移動できます。既定の設定は |
このブロックは、複素信号のコード生成をサポートしています。
固定小数点の変換
Fixed-Point Designer™ を使用して固定小数点システムの設計とシミュレーションを行います。
バージョン履歴
R2006a より前に導入
MATLAB コマンド
次の MATLAB コマンドに対応するリンクがクリックされました。
コマンドを MATLAB コマンド ウィンドウに入力して実行してください。Web ブラウザーは MATLAB コマンドをサポートしていません。
Select a Web Site
Choose a web site to get translated content where available and see local events and offers. Based on your location, we recommend that you select: .
You can also select a web site from the following list:
How to Get Best Site Performance
Select the China site (in Chinese or English) for best site performance. Other MathWorks country sites are not optimized for visits from your location.
Americas
- América Latina (Español)
- Canada (English)
- United States (English)
Europe
- Belgium (English)
- Denmark (English)
- Deutschland (Deutsch)
- España (Español)
- Finland (English)
- France (Français)
- Ireland (English)
- Italia (Italiano)
- Luxembourg (English)
- Netherlands (English)
- Norway (English)
- Österreich (Deutsch)
- Portugal (English)
- Sweden (English)
- Switzerland
- United Kingdom (English)