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supportsFile

クラス: io.reader
名前空間: io

カスタム リーダーがファイルをサポートするかどうかの論理インジケーターを返す

R2020b 以降

構文

supported = supportsFile(obj,filename)

説明

supported = supportsFile(obj,filename) は、obj で指定されたカスタム リーダーが filename で指定されたファイルをサポートするかどうかを示す logical 値 supported を返します。シミュレーション データ インスペクターは、ファイル拡張子のみに基づいてファイルがサポートされるかどうかを常にチェックします。supportsFile メソッドを使用して、追加のサポート検証のコードを指定します。

入力引数

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カスタム データ リーダー。io.reader 基底クラスから継承されるクラスのオブジェクトとして指定します。

例: MyCustomFileReader

インポートするファイルの名前。文字ベクトルまたは string として指定します。

例: 'MyDataFile.xlsx'

データ型: char | string

出力引数

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カスタム リーダーがファイルをサポートするかどうか。logical 値として返されます。

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カスタム リーダーがファイル内のデータをサポートするかどうかを判別する supportsFile メソッドの関数定義を記述します。この例では完全なクラス定義は示しません。すべてのカスタム リーダーは getNamegetTimeValues、および getDataValues メソッドの動作を定義しなければなりません。完全なクラス定義およびインポート ワークフローを示す例については、カスタム ファイル リーダーを使用したデータのインポートを参照してください。

この例では、supportsFile メソッドは関数 readtable を使用してファイル内のデータを読み取り、ファイルに複数の列のデータが含まれていることをチェックします。

classdef ExcelFirstColumnTimeReader < io.reader
  methods
    % ...

    function childObj = getChildren(obj)
      try
        t = readtable(filename);
        supported = height(t) > 0 && numel(t.Properties.VariableNames) > 1;
      catch
        supported = false;
      end
    end
  % ...
  end
end

バージョン履歴

R2020b で導入