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時間

シミュレーションの時間値を記録するオプション

モデル コンフィギュレーション ペイン: データのインポート/エクスポート

説明

シミュレーション中にシミュレーション時間データを指定の MATLAB® 変数に記録するかどうかを指定します。

既定では、シミュレーション結果は単一の Simulink.SimulationOutput オブジェクトとして返されます。時間に指定したログ変数は SimulationOutput オブジェクトのプロパティになります。記録された時間データにアクセスするには、ドット表記を使用します。たとえば、既定の出力変数名 out と既定の時間ログ変数名 tout を使用するときは、次のコードを使用して時間データにアクセスします。

tout = out.tout;

設定

on (既定値) | off
on

シミュレーション中に時間データを記録します。既定では、時間データを格納するログ変数の名前は tout です。別の変数名を使用するには、テキスト ボックスで有効な MATLAB 変数名を指定します。

変数の名前は、Simulink.SimulationOutput オブジェクトのいずれのオブジェクト関数またはプロパティの名前とも一致してはなりません。

off

シミュレーション中に時間データを記録しません。

推奨設定

次の表は、このパラメーターの推奨値をコード生成に関連する考慮事項に基づいてまとめたものです。

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性推奨なし
安全対策推奨なし

プログラムでの使用

パラメーター: SaveTime
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'on'
パラメーター: TimeSaveName
型: string | 文字ベクトル
値: 有効な MATLAB 変数名
既定の設定: 'tout'

バージョン履歴

R2006a より前に導入