マルチタスク データ ストア
説明
あるタスクがデータの書き込み先として使用している Data Store Memoryブロックから別のタスクがデータを読み取っているときに行う診断アクションを選択します。
カテゴリ: 診断
設定
既定の設定: エラー
なし
Simulink® ソフトウェアはいかなるアクションも実行しません。
警告
Simulink ソフトウェアが警告を表示します。
エラー
Simulink ソフトウェアはシミュレーションを終了し、エラー メッセージを表示します。
ヒント
この状況が安全なのは、一方のタスクが他方のタスクを中断できない場合だけです。たとえば、データ ストアがスカラーであり、このストアを更新するためのアトミック コピー操作が書き込みタスクで使用される場合、またはタスクが相互にプリエンプトし合うことがターゲットによって許可されていない場合などがこれに相当します。
タスクが相互にプリエンプトすることを防ぐ周期的スケジューラがアプリケーションで使用されているなど、タスクが中断されないことがアプリケーションで実現されている場合にのみ、この診断を必ず無効 (
none
に設定する) にしてください。
コマンド ライン情報
パラメーター: MultiTaskDSMMsg |
値: 'none' | 'warning' | 'error' |
既定の設定: 'warning' |
推奨設定
アプリケーション | 設定 |
---|---|
デバッグ | 影響なし |
トレーサビリティ | 影響なし |
効率性 | 影響なし |
安全対策 | エラー |