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同時実行に対するデータ転送オプション

このタブでは、マルチコア プロセッサをもつターゲット用のモデルを構成するためのデータ転送オプションが表示されます。

このタブを有効にするには、以下のようにします。

  1. [モデル化] タブで、[モデル設定] をクリックします。

  2. [ソルバー] を選択します。[ソルバーの詳細] で、[ターゲット上でタスクの同時実行を許可] を選択します。

  3. [同時実行] ダイアログ ボックスを開くために、[タスクの構成] をクリックします。

  4. [データ転送] を選択します。右側の [データ転送オプション] を使用して、タスク間のデータ転送を定義するオプションを編集します。

データ転送設定の指定

カスタム データ転送設定を有効にします。詳細については、同時実行タスク間でのデータ転送設定の構成を参照してください。

データ転送処理のオプション

データ転送の処理オプションを選択します。詳細については、同時実行タスク間でのデータ転送設定の構成を参照してください。

外挿法 (連続時間信号)

データ転送の外挿法を選択します。詳細については、同時実行タスク間でのデータ転送設定の構成を参照してください。

初期条件

離散信号の場合、このパラメーターでは、データ転送の受信側の初期入力を指定します。これはデータ転送タイプ [Ensure data integrity only][Ensure deterministic transfer (maximum delay)] に適用されます。Simulink® はこの値を Inf または NaN にすることは許可しません。

連続信号の場合、このパラメーターは、データ転送の受信側での初期入力の外挿法で使用されます。これはデータ転送タイプ [Ensure data integrity only][Ensure deterministic transfer (maximum delay)] に適用されます。Simulink はこの値を Inf または NaN にすることは許可しません。

詳細については、同時実行タスク間でのデータ転送設定の構成を参照してください。

参考