同時実行に対するデータ転送オプション
このタブでは、マルチコア プロセッサをもつターゲット用のモデルを構成するためのデータ転送オプションが表示されます。
このタブを有効にするには、以下のようにします。
[モデル化] タブで、[モデル設定] をクリックします。
[ソルバー] を選択します。[ソルバーの詳細] で、[ターゲット上でタスクの同時実行を許可] を選択します。
[同時実行] ダイアログ ボックスを開くために、[タスクの構成] をクリックします。
[データ転送] を選択します。右側の [データ転送オプション] を使用して、タスク間のデータ転送を定義するオプションを編集します。
データ転送設定の指定
カスタム データ転送設定を有効にします。詳細については、同時実行タスク間でのデータ転送設定の構成を参照してください。
データ転送処理のオプション
データ転送の処理オプションを選択します。詳細については、同時実行タスク間でのデータ転送設定の構成を参照してください。
外挿法 (連続時間信号)
データ転送の外挿法を選択します。詳細については、同時実行タスク間でのデータ転送設定の構成を参照してください。
初期条件
離散信号の場合、このパラメーターでは、データ転送の受信側の初期入力を指定します。これはデータ転送タイプ [Ensure data integrity only]
と [Ensure deterministic transfer (maximum delay)]
に適用されます。Simulink® はこの値を Inf
または NaN
にすることは許可しません。
連続信号の場合、このパラメーターは、データ転送の受信側での初期入力の外挿法で使用されます。これはデータ転送タイプ [Ensure data integrity only]
と [Ensure deterministic transfer (maximum delay)]
に適用されます。Simulink はこの値を Inf
または NaN
にすることは許可しません。
詳細については、同時実行タスク間でのデータ転送設定の構成を参照してください。