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schurrc

自己相関列からの反射係数の計算

    説明

    k = schurrc(r) は、Schur アルゴリズムを使用して、自己相関列を表すベクトル r から反射係数ベクトル k を計算します。

    [k,e] = schurrc(r) は、予測誤差の分散 e も計算します。

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    mtlb.mat に含まれている MATLAB® 音声信号から自己相関列を作成します。このシーケンスのラティス予測フィルターの反射係数を計算するには、Schur アルゴリズムを使用します。

    load mtlb
    r = xcorr(mtlb(1:5),"unbiased");
    k = schurrc(r(5:end))
    k = 4×1
    
       -0.7583
        0.1384
        0.7042
       -0.3699
    
    

    入力引数

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    自己相関列。列ベクトルまたは行列として指定します。r を行列として指定した場合、schurrc 関数は各列を独立した自己相関列として扱います。

    出力引数

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    反射係数のリスト。列ベクトルまたは行列として返されます。反射係数は、与えられた自己相関列 r をもつ信号に対する予測フィルターのラティス フィルター パラメーターを表します。schurrc 関数は、p 行の k を返します。ここで、p+1r の行数です。

    r を行列として指定した場合、schurrc は行列 k を返します。ここで、k の各列は r の列に対応します。

    予測誤差の分散。スカラーまたは列ベクトルとして返されます。

    r を行列として指定した場合、schurrc は列ベクトル e を返します。ここで、e の各要素は r の列に対応します。

    参照

    [1] Proakis, John G., and Dimitris G. Manolakis. Digital Signal Processing: Principles, Algorithms, and Applications. 3rd Edition. Upper Saddle River, NJ: Prentice-Hall, 1996, pp. 868–873.

    拡張機能

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    C/C++ コード生成
    MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

    バージョン履歴

    R2006a より前に導入

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