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フィルター設計
説明
[フィルター設計] を使用すると、デジタル フィルターを対話的に設計することができます。このタスクは、digitalFilter
オブジェクトを使用してフィルターを設計するための MATLAB® コードを自動的に生成します。DSP System Toolbox™ がインストールされている場合、タスクは dsp.FIRFilter
(DSP System Toolbox) オブジェクトおよび dsp.SOSFilter
(DSP System Toolbox) オブジェクトを使用してフィルターを設計および実装する MATLAB コードを生成できます。これらの System object はストリーミング信号をフィルター処理します。 (R2023b 以降)
最初に、フィルター応答を選択します。このタスクでは、フィルター応答のタイプに応じてフィルター パラメーターの指定が制御されます。指定できるフィルター パラメーターには次のものがあります。
フィルター次数
周波数制約
振幅の制約
設計法
表示オプションのリストから選択して、生成されたフィルター応答と追加のフィルター情報を可視化します。フィルターの制約、設計法、設計法パラメーターの詳しい説明については、designfilt
のドキュメンテーションを参照してください。
ライブ エディターのタスクの詳細については、ライブ スクリプトへの対話型タスクの追加を参照してください。
タスクを開く
[フィルター設計] タスクを MATLAB エディターのライブ スクリプトに追加するには、以下のようにします。
[ライブ エディター] タブで [フィルター設計] を選択します。
スクリプト内の任意のコード ブロックで、
designfilt
、filter
、lowpass
など、該当するキーワードを入力します。提示されるコマンド補完の候補から[フィルター設計]
を選択します。
例
パラメーター
ヒント
タスク ウィンドウの右上隅にある [自動実行] チェックボックスをオンまたはオフにすることで、自動実行オプションを有効または無効にできます。自動実行を有効にすると、変更を加えたときに、タスクを含む現在のセクションが自動的に実行されます。
参照
[1] Moody, G.B., and R.G. Mark. "The Impact of the MIT-BIH Arrhythmia Database". IEEE Eng in Med and Biol 20(3):45-50 (May-June 2001): 45-50.