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ac2rc

自己相関列を反射係数に変換

説明

[k,r0] = ac2rc(r) は、自己相関列 r に基づく反射係数 k を返します。ac2rc 関数は、ゼロラグ自己相関 r0 も返します。

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自己相関列 r が指定された場合に、それに対応するラティス構造の反射係数、およびゼロラグ自己相関を求めます。

r = [5.0000 -1.5450 -3.9547 3.9331 1.4681 -4.7500]';

[k,r0] = ac2rc(r)
k = 5×1

    0.3090
    0.9800
    0.0030
    0.0082
   -0.0077

r0 = 
5

入力引数

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自己相関列。ベクトルまたは行列として指定します。ac2rc 関数は、r の各列を個別のチャネルとして扱います。

データ型: double
複素数のサポート: あり

出力引数

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反射係数のリスト。列ベクトルまたは行列として返されます。このリストには、r と同じ数の列 (チャネル)、および p 個の行があります。ここで、p+1r の行数です。

ゼロラグ自己相関。スカラー、または r 内のチャネル (列) と同じ数の行をもつ列ベクトルとして返されます。

ヒント

反射係数 k を使用すると、指定されたシーケンス r とほぼ同じ自己相関列をもつシーケンスを生成する格子予測フィルターを求めることができます。詳細については、rc2poly を参照してください。

参照

[1] Kay, Steven M. Modern Spectral Estimation. Englewood Cliffs, NJ: Prentice-Hall, 1988.

拡張機能

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C/C++ コード生成
MATLAB® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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