このページは前リリースの情報です。該当の英語のページはこのリリースで削除されています。
時間ベースのスケジューリングの構成
ソルバー オプションの詳細については、[ソルバー] ペインを参照してください。
開始時間と終了時間の構成
モデル コンフィギュレーション パラメーター [終了時間] の値は、パラメーター [開始時間] の値以上でなければなりません。すなわち、終了時間がゼロの場合、または総シミュレーション時間 (Stop
- Start
) がゼロ未満の場合、生成されるプログラムは 1 ステップ実行されます。終了時間が inf
に設定されている場合、生成されるプログラムは無限に実行されます。
GRT または ERT ターゲットを使用する場合、生成されたプログラムを Microsoft® Windows® コマンド プロンプトまたは UNIX®1
コマンド ラインから実行する際に、終了時間をオーバーライドできます。コード生成時に設定される終了時間をオーバーライドするには、-tf
スイッチを使用します。
model -tf n
プログラムは n
秒間実行されます。n = inf
の場合、プログラムは無限に実行されます。
特定のブロックは、絶対時間に依存します。無限に実行されるようにプログラムを設計し (モデル コンフィギュレーション パラメーター [終了時間] = [inf]
)、生成コードで rtModel
データ構造を使用しない場合 (つまり、代わりに simstructs
を使用する場合)、これらのブロックを使用しないようにしてください。絶対時間に依存していて、タイマーがオーバーフローする可能性があるブロックのリストについては、絶対時間に依存するブロックを参照してください。
絶対時間に依存するアプリケーションを実行しなければならない時間がわかっている場合、モデル コンフィギュレーション パラメーター [アプリケーションのライフスパン (日)] の設定を変更することにより、タイマーがオーバーフローせず、最適なワード サイズが強制的に使用されるようにできます。詳細については、Optimize Memory Usage and Prevent Overflows for Time Countersを参照してください。
ソルバー タイプの構成
コード生成では、S-Function と RSim のシステム ターゲット ファイル以外のシステム ターゲット ファイルに固定ステップ ソルバーを使用するようにモデルを設定しなければなりません。S-Function ターゲットと RSim ターゲットは、固定ステップまたは可変ステップ ソルバーで設定できます。
タスク モードの構成
コード ジェネレーターは、周期的なサンプル時間について、シングルタスク モードとマルチタスク モードの両方をサポートしています。詳細については、時間ベースのスケジューリングとコード生成を参照してください。
関連するトピック
1 UNIX is a registered trademark of The Open Group in the United States and other countries.