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coder.xcp.a2l.addCoderXCPInfo

Simulink Coder XCP サーバー構成を記述する IF_DATA XCP ブロックが含まれる ASAP2 ファイルを作成する

coder.xcp.a2l.addCoderXCPInfo 関数は使用できなくなりました。代わりに coder.asap2.export 関数を使用できます。

IF_DATA セクションおよび A2ML セクションを追加して ASAP2 ファイルをエクスポートするには、coder.asap2.export 関数の呼び出し時に GenerateXCPInfotrue に設定します。アドレスの置き換えを実行するには、MapFile<name of the symbol file> に設定します。

XCP サーバー情報を含む ASAP2 ファイルの作成には Embedded Coder® が必要です。

説明

coder.xcp.a2l.addCoderXCPInfo は ASAP2 ファイル modelName_CoderXCPServer.a2l をコード生成フォルダーに作成します。ASAP2 ファイルには、Simulink® Coder™ XCP サーバー構成を記述する IF_DATA XCP ブロックが含まれています。

この関数は、次のように動作します。

  • rtw.asap2MergeMdlRefs を実行して、参照モデルから生成された ASAP2 ファイルを単一の ASAP2 ファイルにマージする。

  • rtw.asap2SetAddress を実行してプレースホルダーのアドレス文字列を、ExtModeMexArgs で指定されたデバッグ シンボル ファイルから抽出されたアドレスで置き換える。

  • ASAP2 ファイルで、次を作成する。

    • ASAM MCD-1 XCP 通信チャネル用の A2ML ブロック。

    • Simulink Coder XCP サーバーの構成を記述する IF_DATA XCP ブロック。

coder.xcp.a2l.addCoderXCPInfo(buildFolder) は、buildFolder で生成されたコード用の ASAP2 ファイルを作成します。

coder.xcp.a2l.addCoderXCPInfo(myModel) は、myModelSimulink Coder XCP サーバー情報が含まれる ASAP2 ファイルを作成します。

coder.xcp.a2l.addCoderXCPInfo(buildFolder, Name,Value) は 1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用して ASAP2 ファイルを作成します。

XCP およびサードパーティ製のツールを使用したパラメーターの調整と信号の監視

ワークフローの説明については、生成コードのキャリブレーションと信号の監視を参照してください。

入力引数

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生成されるモデル コードを格納するフォルダー。

XCP エクスターナル モード シミュレーション用に構成されているモデルの名前。

名前と値の引数

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オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

例: coder.xcp.a2l.addCoderXCPInfo(buildFolder, 'OutputFile', 'myOutputFile')

true の場合、rtw.asap2MergeMdlRefs を実行します。

false の場合、rtw.asap2MergeMdlRefs を実行しません。

true の場合、rtw.asap2SetAddress を実行します。

false の場合、rtw.asap2SetAddress を実行しません。

buildFolder/modelName.a2l の代わりに使用するソース ASAP ファイル。

ASAP2 ファイル名を出力します。

バージョン履歴

R2019b で導入