slreportgen.finder.ModelVariableResult クラス

名前空間: slreportgen.finder
スーパークラス: mlreportgen.finder.Result

モデル変数の検索結果オブジェクト

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説明

Simulink® モデルまたはサブシステムで使用されているモデル変数の検索結果オブジェクト。

slreportgen.finder.ModelVariableResult クラスは handle クラスです。

クラス属性

HandleCompatible
true

クラス属性の詳細については、クラスの属性を参照してください。

作成

slreportgen.finder.ModelVariableResult オブジェクトは、明示的に作成しません。slreportgen.finder.ModelVariableFinder の find または next メソッドは、検出した変数ごとに slreportgen.finder.ModelVariableResult オブジェクトを作成します。

プロパティ

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パブリック プロパティ

この結果に加える追加のユーザー定義情報。任意の値として指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
public
NonCopyable
true

保護プロパティ

この結果によって表される変数の Simulink.VariableUsage オブジェクト。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
protected

この結果によって表される変数の名前。string スカラーとして指定します。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
protected

変数定義のソース。string スカラーとして指定します。次の表は、値の例を示しています。

値説明
"base workspace"MATLAB® ベース ワークスペース。
"MyModel"MyModel のモデル ワークスペース。
"MyModel/Mask1"マスク ブロックのマスク ワークスペース。
"my_data_dictionary.sldd"データ ディクショナリ my_data_dictionary.sldd。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
protected

データ型: string

変数を定義するワークスペースのタイプ。次のいずれかの string スカラーで指定します。

  • "base workspace"

  • "model workspace"

  • "mask workspace"

  • "data dictionary"

属性:

GetAccess
public
SetAccess
protected

データ型: string

変数を使用するブロック。string スカラーの cell 配列で指定します。

属性:

SetAccess
protected

変数値を設定する Model ブロックのパス。string スカラーとして指定します。

参照モデルがモデル引数を使用してブロック パラメーター値を設定するとします。モデルに参照モデルの複数のインスタンスがある場合、モデル変数ファインダーは、モデル引数に関連付けられている変数の複数のインスタンスを返します。ModelBlockPath プロパティは、その値を設定する Model ブロックへのパスを提供することにより、変数のインスタンスを一意に特定します。変数が参照モデル内のモデル引数に関連付けられていない場合、ModelBlockPath は空です。参照モデルとインスタンス固有のパラメーターの詳細については、参照モデルのブロック パラメーターに対するインスタンス固有の値の構成を参照してください。

属性:

GetAccess
public
SetAccess
protected

メソッド

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例

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この例では次を使用します。

ライブ スクリプトを開く

検索結果を反復処理し、結果ごとにモデル変数レポーターのプロパティを設定することで、レポートにおけるモデル変数の書式設定をカスタマイズします。

レポートを作成します。

rpt = slreportgen.report.Report("MyReport","pdf");

章を作成します。

chapter = mlreportgen.report.Chapter();
chapter.Title = "Model Variable Reporter Example";

モデルを読み込みます。

model_name = "sf_car";
load_system(model_name);

モデル内の変数を検索します。

finder = slreportgen.finder.ModelVariableFinder(model_name);

結果ごとに、その結果の ModelVariable レポートを取得し、数値の書式設定をカスタマイズして、レポーターを章に追加します。

while hasNext(finder)
    result = next(finder);
    reporter = getReporter(result);
    reporter.NumericFormat = "%.4f";    
    add(chapter,reporter);
end

章をレポートに追加します。

add(rpt,chapter);

レポートを閉じ、ビューアーを開きます。

close(rpt);
rptview(rpt);

バージョン履歴

R2019b で導入

参考

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トピック