イメージの作成と書式設定
イメージの作成
レポートのイメージを作成するには、mlreportgen.dom.Image
オブジェクトを作成します。これは、次のいずれかのドキュメント要素オブジェクトに追加できます。
Document
Group
Paragraph
ListItem
TableEntry
たとえば、MATLAB® Figure を作成し、この Figure をイメージとして保存して、そのイメージをレポートに追加できます。
import mlreportgen.dom.* d = Document('imageArea','html'); p = Paragraph('Plot 1'); p.Bold = true; append(d,p); x = 0:pi/100:2*pi; y = sin(x); plot(x,y); saveas(gcf,'myPlot_img.png'); plot1 = Image('myPlot_img.png'); append(d,plot1); close(d); rptview(d.OutputPath);
サポートされているイメージ形式の一覧については、mlreportgen.dom.Image
を参照してください。
イメージのサイズ変更
イメージ オブジェクトのサイズを変更するには、以下の方法があります。
Image.Height
プロパティとImage.Width
プロパティを設定する。Image.Style
プロパティ定義でmlreportgen.dom.Height
オブジェクトまたはmlreportgen.dom.Width
オブジェクトを使用する。
Microsoft® Word および PDF のレポートの場合、mlreportgen.dom.ScaleToFit
オブジェクトを使用して、ページの余白内またはイメージが含まれるテーブル エントリ内にイメージが収まるようにイメージをスケーリングできます。
イメージのストレージ
ドキュメントにコピーされるまで元のファイルを保持します。ドキュメントを閉じると、DOM API によりソース イメージ ファイルのコンテンツが出力ドキュメントにコピーされます。
イメージからのリンク
イメージの領域をリンクとして指定できます。HTML ブラウザーのイメージ内でリンク領域をクリックすると、リンクが開きます。詳細については、イメージ マップの作成を参照してください。
参考
mlreportgen.dom.Image
| mlreportgen.dom.Height
| mlreportgen.dom.Width
| mlreportgen.dom.ScaleToFit