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mlreportgen.dom.ScaleToFit クラス

名前空間: mlreportgen.dom

ページまたはテーブル エントリに収まるようにイメージをスケーリング

説明

Microsoft® Word または PDF のページの余白と余白の間もしくはテーブル エントリ内に収まるようにイメージをスケーリングするかどうかを指定します。

この書式設定を使用して、テーブル エントリに収まるようにイメージをスケーリングするには、以下のいずれかを含めて、エントリの高さと幅を指定しなければなりません。

  • エントリの Style プロパティに mlreportgen.dom.Height オブジェクトまたは mlreportgen.dom.Width オブジェクト

  • 親テーブルの TableEntriesStyle プロパティに Height オブジェクトまたは Width オブジェクト

  • 親テーブルまたは親テーブル セクションの Style プロパティに Height オブジェクト

  • 親の行の Style プロパティに Width オブジェクト

mlreportgen.dom.ScaleToFit クラスは handle クラスです。

作成

説明

scaleToFitObj = ScaleToFit は、ページの余白と余白の間に収まるようにイメージをスケーリングします。

scaleToFitObj = ScaleToFit(value) は、value が true のときにスケーリングします。

入力引数

すべて展開する

true (または 1) に設定されている場合、ページの余白と余白の間またはテーブル エントリ内に収まるようにイメージをスケーリングします。false (または 0) に設定されている場合、イメージをスケーリングしません。

プロパティ

すべて展開する

以下の値が使用可能です。

  • true または 1 — 余白と余白の間またはテーブル エントリ内に収まるようにイメージをスケーリングします。

  • false または 0 — イメージをスケーリングしません。

mlreportgen.dom.ScaleToFit オブジェクトのオブジェクト識別子。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。DOM API は、ドキュメント要素オブジェクトの作成時にセッション固有識別子を生成します。Id には独自の値を指定できます。

属性:

NonCopyable
true

データ型: char | string

mlreportgen.dom.ScaleToFit オブジェクトのタグ。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。DOM API は、このオブジェクトを作成するときに、セッション固有タグを生成します。生成されるタグの形式は CLASS:ID という形式です。ここで、CLASS はオブジェクト クラスです。ID はオブジェクトの Id プロパティの値です。独自のタグ値を指定すると、ドキュメント生成中に問題が発生したときにどこを確認すればよいかを特定しやすくなります。

属性:

NonCopyable
true

データ型: char | string

すべて折りたたむ

この例では、イメージの ScaleToFit プロパティを使用して、段落内およびテーブル エントリ内にイメージを挿入します。このテーブル エントリでは、Height プロパティと Width プロパティを使用します。これらのプロパティのうち少なくとも 1 つがエントリに存在するか、行、セクション、または親テーブルから継承されている必要があります。

import mlreportgen.dom.*

d = Document('Scale to Fit Example','pdf');
open(d);

% Insert explanatory text in report
p = Paragraph(['Set the image style to ScaletoFit with ',...
     'img.Style = {ScaleToFit(true)}']);
append(d,p);

% Create the image object and set ScaleToFit property
img = Image(which('ngc6543a.jpg'));
img.Style = {ScaleToFit};
append(d,img);

% Explanatory text
p = Paragraph(['Scale image to fit the table cell, Set the ',...
    'height and width on the table with:']);
p.Style = {PageBreakBefore};
append(d,p);

% Create the table, setting height and width
% Create the image object and set ScaleToFit property
append(d,'table.entry(1,1).Style = {Height(''1in''), Width(''1in'')}');
img = Image(which('ngc6543a.jpg'));
img.Style = {ScaleToFit};
table = Table({img, Paragraph('Entry 2')});
table.Border = 'solid';
table.Width = '2in';
table.entry(1,1).Style = {Height('1in'), Width('1in')};
table.entry(1,2).Border = 'solid';
append(d,table);

close(d);
rptview(d.OutputPath);

バージョン履歴

R2014b で導入