このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
GIS データをダウンロードし RoadRunner で使用
実際の場所に基づいてシーンを設計する場合には、視覚的なリファレンスとして、インポートした地理情報システム (GIS) データを使用できます。データを RoadRunner にインポートするプロセスは、データの取得元に関係なく、他のデータをインポートする方法と同じです。
RoadRunner は、いくつかの形式をサポートしています。GIS データの各タイプでサポートされている形式のリストについては、GIS アセットのドキュメンテーションを参照してください。
最も一般的なファイル形式を以下に挙げます。
GeoTIFF や JPEG 2000 などのラスター データ (衛星画像や標高)
LAZ や LAS の形式の LIDAR データなどの点群データ
GIS データのダウンロードに USGS インターフェイスを選択
U.S. Geological Survey (USGS) は、米国の大部分の GIS データを無料で提供しています。範囲と品質は、データ タイプと場所によって異なります。
この表は、USGS インターフェイスを示したもので、このインターフェイスから GIS データにアクセスできます。
| インターフェイスへのリンク | インターフェイス名 |
|---|---|
https://apps.nationalmap.gov/downloader/#/ | The National Map (推奨) |
https://apps.nationalmap.gov/viewer/ | The National Map - Advanced Viewer |
https://earthexplorer.usgs.gov/ | EarthExplorer |
各 USGS インターフェイスには、場所やデータセットを選択するためにそれぞれ異なるユーザー インターフェイスがあります。含まれるデータ セットもそれぞれ異なることがあります。特定のプロジェクトのためにデータを検索する際のベスト プラクティスは、すべての USGS インターフェイスを調べることです。
GIS データのダウンロード
この例は、The National Map からデータをダウンロードする方法を示したものです。
マップ インターフェイスを使用して、関心のある地域を探します。
[Datasets] ペインで、データ ソースを 1 つ以上選択します。データ ソースを選択したら、[Show Availability] をクリックしてそのデータ ソースの範囲を表示します。以下の表は、GIS データの各タイプでの使用が推奨されるデータ ソースを示したものです。
GIS データのタイプ 推奨されるデータ ソース 標高データ Elevation Products
1 メートルまたは 1/9 の秒角が推奨されますが、場所によってはこれらのオプションがないこともあります。
LIDAR データ Elevation Source Data
LIDAR 点群 (LPC) のオプションを選択します。
画像データ Imagery - NAIP Plus
[Search Products] をクリックし、返された結果の中から、いずれかの結果のダウンロード リンクを選択し、そのデータをダウンロードします。
ダウンロードしたデータを RoadRunner の [Library Browser] にドラッグし、シーンを作成する際に視覚的なリファレンスとして使用します。データによっては、対象のエリア全体をダウンロードするために、複数のタイルをダウンロードする必要があることもあります。詳細は、インポートした GIS アセットの周りに道路を作成を参照してください。
参考
World Settings Tool | Aerial Imagery Tool | Elevation Map Tool | Point Cloud Tool | Vector Data Tool