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地理固有のシーンの設計
RoadRunner は、さまざまな地理情報システム (GIS) 形式をサポートしています。GIS アセットを RoadRunner にインポートし、それをリファレンスとして使用して道路ネットワークを構築することができます。
RoadRunner で現実世界のシーンを再現する場合、複数の種類の地理データが、道路やアセットを正確に配置するのに役立ちます。
"航空画像" は衛星やドローンで撮影されたイメージです。道路、建物、植生、そして解像度が許せば道路標示やステンシルの位置がわかります。航空画像には、オブジェクトの高さや道路および地形の高さプロファイルに関する情報は含まれていません。ただし、航空画像と標高データを組み合わせると、航空画像が基礎となる高さプロファイルに合わせて変化するため、オブジェクトを配置するのに便利です。
"標高データ" は、濃淡値が高さをエンコードしたイメージとして表されます。こうしたイメージでは地形の高さプロファイルが提供されますが、シーン内の道路やその他のオブジェクトに関する情報は含まれていません。さらに、高さの情報は通常、建物、樹木、およびその他のオブジェクトがデータに含まれないような方法で提供されます。
"点群データ" は通常、LiDAR によって記録され、シーン オブジェクトに属する一連の 3D ポイントが含まれます。点群データを使用して、道路や表面の高さプロファイルを取得できます。点群の密度が十分であれば、樹木、建物、およびその他のシーン オブジェクトの位置と高さも確認できます。ただし、データ収集時に存在していた樹木、車、およびその他のオブジェクトが含まれているため、道路や表面の高さプロファイルは滑らかではないことに注意してください。これは、道路の高さプロファイルを適応させる際に、標高データと比較して点群の短所となる可能性があります。
"ベクトル データ" は、点と線や四角形などの幾何学的図形のセットで構成され、それぞれがシーン内のオブジェクトに関する情報を提供します。このデータには、シーン要素の位置以外に、道路の名前や家屋番号などの他の情報も含まれています。ただし、車線の表現がかなり単純であるため、たとえば、切り分けられた屈折車線などの詳細が表示されない場合があります。さらに、このデータには高さプロファイル情報が含まれておらず、航空画像とは異なり、標高データと組み合わせてもデータは変化しません。
ツール
| Aerial Imagery Tool | Import and configure aerial imagery files |
| Elevation Map Tool | 数値標高モデル (DEM) ファイルのインポートと構成を管理 |
| Point Cloud Tool | LiDAR 点群ファイルのインポートと構成を管理 |
| Vector Data Tool | ベクトル データ ファイルのインポートと構成を管理し、形状属性を確認 |
| World Settings Tool | データのインポートおよびエクスポート用に地理的位置と環境モデルのサイズを構成 |
アセット
| 航空画像アセット | 視覚的なリファレンスとして GIS 衛星画像と航空画像をシーンに追加 |
| 標高マップ アセット | シーンへの GIS ラスター標高データの追加 |
| 点群アセット | 視覚的なリファレンスとして航空または車両の点群をシーンに追加 |
| ベクトル データ アセット | 視覚的なリファレンスとして GIS シェープファイルとその他のベクトル データをシーンに追加 |
トピック
- 座標空間とジオリファレンス
RoadRunner の座標システムおよびマップ投影を理解する。
- GIS データをダウンロードし RoadRunner で使用
USGS Web サイトを使用し、RoadRunner と互換性のある GIS データをダウンロードします。シーンを設計する際に、視覚的なリファレンスとしてこのデータを使用します。
- インポートした GIS アセットの周りに道路を作成
地理情報システム アセットをリファレンスとして使用して道路ネットワークを構築する。