強化学習デザイナーでの Simulink 環境の読み込み
強化学習デザイナー アプリを使用してエージェントに学習させる場合、アプリ内から事前定義済みの Simulink® 環境オブジェクトを作成したり、MATLAB® ワークスペースからカスタム Simulink 環境オブジェクトをインポートしたりできます。
事前定義済みの環境を作成するには、[強化学習] タブの [環境] セクションで、[新規] をクリックします。次に、[Simulink 環境] にある、事前定義された環境の 1 つを選択します。
カスタム環境を使用するには、まず MATLAB コマンド ラインで環境を作成し、次にその環境を強化学習デザイナーにインポートしなければなりません。Simulink 環境の作成の詳細については、Create Custom Simulink Environmentsを参照してください。
Simulink 環境の学習とシミュレーションを行うには、MATLAB ワークスペースで Simulink モデルを実行するために必要なすべての変数を定義しなければなりません。
前のセクションで説明したいずれかの方法を使用してカスタム環境を作成したら、その環境を強化学習デザイナーにインポートします。[強化学習] タブで、[インポート] をクリックします。次に、[環境の選択] で環境を選択します。
環境を作成またはインポートすると、アプリの [環境] ペインにその環境が追加されます。
環境を作成したら、その環境で学習させるエージェントを作成できます。強化学習デザイナーでのエージェントの作成の詳細については、Create Agents Using Reinforcement Learning Designerを参照してください。