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write

ロガーの内部メモリからロギング ターゲットへの保存データの転送

R2022b 以降

    説明

    write(lgr) は、保存されているすべてのログ コンテキストをロガーのターゲット (MAT ファイルまたは trainingProgressMonitor オブジェクト) に転送します。

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    この例では、カスタム学習ループを使用して、エージェントに学習させるときにデータをディスクに記録する方法を示します。

    rlDataLoggerを使用して、FileLoggerオブジェクトを作成します。

    flgr = rlDataLogger();

    ロガー オブジェクトを設定します。この操作は、設定タスク (データ ファイルを保存するディレクトリの作成など) を実行するオブジェクトを初期化します。

    setup(flgr);

    カスタム学習ループ内で、データをロガー オブジェクト メモリに保存したり、データをファイルに書き込んだりできるようになりました。

    この例では、乱数をファイル ロガー オブジェクトに保存し、それらを変数 Context1Context2 にグループ化します。write コマンドを実行すると、反復に対応し、かつ両方の変数を格納した MAT ファイルが、flgr.LoggingOptions.LoggingDirectory で指定したフォルダーに、flgr.LoggingOptions.FileNameRule で指定した名前で保存されます。

    for iter = 1:10
    
        % Store three random numbers in memory 
        % as elements of the variable "Context1"
        for ct = 1:3
            store(flgr, "Context1", rand, iter);
        end
    
        % Store a random number in memory 
        % as the variable "Context2"
        store(flgr, "Context2", rand, iter);
    
        % Write data to file every 4 iterations
        if mod(iter,4)==0
            write(flgr);
        end
    
    end

    ロガー オブジェクトをクリーンアップします。この操作は、メモリ内に残っているデータをファイルに書き込むなどのクリーンアップ タスクを実行します。

    cleanup(flgr);

    入力引数

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    データ ロガー オブジェクト。FileLogger オブジェクトまたは MonitorLogger オブジェクトのいずれかとして指定します。

    バージョン履歴

    R2022b で導入