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readMemberData

特定のパスのアンサンブル メンバーからデータを抽出

R2020a 以降

説明

readMemberData は、診断特徴デザイナーで生成されたコードで使用される関数です。

data = readMemberData(memberdata,path) は、メンバー データ memberdata からパス path にある値を読み取ります。

診断特徴デザイナーで生成されるコードでは、メンバーレベルの処理を実行する際に readMemberData が使用されます。

data = readMemberData(memberdata,path,variablenames) は、variablenames の変数名の値を読み取ります。たとえば、Vibration = readMemberData(member,"Vibration",["Time","Data"]) は、現在のメンバーの行から Vibration の変数 TimeData を読み取ります。

data = readMemberData(___,'FrameInterval',interval) は、フレームの開始時間と終了時間で指定されるフレーム区間内の値を読み取ります。この構文は、pathFRM で始まる場合、つまり読み取るデータがフレームにセグメント化されている場合に使用します。この構文は、前述の構文の任意の入力引数の組み合わせで使用できます。

入力引数

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メンバー データ セット。table として指定します。memberdata は、マルチメンバー アンサンブル データ セットから読み取る 1 つのアンサンブル メンバーを表します。

パス。最上位の変数名を表すスカラー string または文字配列として指定します。たとえば、"Vibration"timedata などの下位の変数名が含まれるパスです。

パスにある変数名。スカラー string、文字配列、string 配列、または文字配列の cell 配列として指定します。たとえば、["Time","Data"] はパス "Vibration" にある変数名です。

フレームの開始時間と終了時間。2 要素の配列として指定します。フレームベースのデータを読み取るときに、フレーム シーケンス内の特定のフレームが interval で識別されます。たとえば、完全な信号の範囲が 0 秒から 20 秒までで、フレーム サイズとフレーム レートの指定がそれぞれ 1 秒である場合、最初の区間はおよそ [0 1] になります。

出力引数

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メンバー データから抽出されたメンバー データの値。以下として返されます。

  • variablenames が指定されている場合は table。variablenames が string 配列または文字配列の cell 配列の場合、variablenames と同じ名前の列が data に含まれます。

  • variablenames が指定されていない場合は path にある値と同じデータ。

バージョン履歴

R2020a で導入