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listAutoAttachedFiles

ジョブ、タスクまたは並列プールに自動的に付加されるファイルのリスト

    説明

    listAutoAttachedFiles(obj) はすべてのタスク関数あるいはバッチ ジョブのスクリプトや関数について依存関係の分析を実行します。そのうえで、ジョブ オブジェクトまたはタスク オブジェクト obj に自動的に付加済みの、または付加される予定のコード ファイルのリストを表示します。

    obj が並列プールの場合、出力には以前の依存関係の分析の後に並列プールに付加されているファイルのリストが表示されます。この依存関係の分析は、parfor または spmd ブロックで未定義の関数が原因のエラーが発生すると実行されます。parfor または spmd ブロックで必要なファイル、関数、スクリプトの付加が可能であれば、この時点で付加されます。

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    クラスター プロファイルを使用して、自動的にコード ファイルをジョブに付加します。クラスター プロファイルでジョブの AutoAttachFiles プロパティを設定します。このプロパティ値が true の場合、このプロファイルを用いてクラスターに作成するすべてのジョブには、必要なコード ファイルが自動的に付加されます。次の例では、クラスター プロファイル myAutoCluster にこの設定がなされていると仮定しています。

    クラスターを適用して、バッチ ジョブを作成します。

    obj = batch(myScript,'profile','myAutoCluster');
    

    リストを表示して、付加されたファイルを確認します。

    listAutoAttachedFiles(obj)

    プログラムによってコード ファイルを自動的に付加するようジョブを設定し、ジョブ内のタスクの 1 つについてそれらのファイルのリストを表示します。

    c = parcluster(); % Use default profile
    j = createJob(c);
    j.AutoAttachFiles = true;
    obj = createTask(j,myFun,OutNum,ArgCell);
    listAutoAttachedFiles(obj) % View attached list

    出力リストに返されるファイルは、ワーカーが関数 myFun を評価するのに必要なものとして解析で判定され、ジョブに自動的に付加されるファイルです。

    入力引数

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    プール、ジョブ、またはタスク。parallel.ProcessPoolparallel.ClusterPoolparallel.Job、または parallel.Task オブジェクトとして指定します。

    • プロセス プールまたはクラスター プールを作成するには、parpool を使用します。

    • ジョブを作成するには、batchcreateJob、または createCommunicatingJob を使用します。

    • タスクを作成するには、createTask を使用します。

    obj がジョブの場合、AutoAttachFiles プロパティは true でなければなりません。obj がタスクの場合、親の AutoAttachFiles プロパティは true でなければなりません。

    例: obj = parpool('Processes');

    例: obj = batch(@magic,1,{3});

    バージョン履歴

    R2013a で導入