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findTask

ジョブ オブジェクトに属するタスク オブジェクト

構文

tasks = findTask(j)
tasks = findTask(j, taskFcn)
[pending running completed] = findTask(j)
tasks = findTask(j,'p1',v1,'p2',v2,...)

引数

j

ジョブ オブジェクト

tasks

返されるタスク オブジェクト

pending

ジョブ obj 内の、Statepending であるタスクからなる配列

running

ジョブ obj 内の、Staterunning であるタスクからなる配列

completed

ジョブ obj 内の、完了しているタスク、つまり Statefinished または failed であるタスクからなる配列

p1, p2

照合するタスク オブジェクト プロパティ

v1, v2

対応するオブジェクト プロパティの値

説明

tasks = findTask(j) は、ジョブ オブジェクト j に属するタスク オブジェクトからなる 1 行 N 列の配列を返します。配列内のタスクは、タスクの作成順を示す ID プロパティによって順序付けられています。

tasks = findTask(j, taskFcn) は、taskFcn を使用して、ジョブ j に属するタスク オブジェクトの配列を選択して返します。taskFcn は入力引数として j.Tasks を受け入れる関数ハンドルであり、返すタスクを示す logical 配列を返します。

[pending running completed] = findTask(j) は、ジョブ オブジェクト j に保存されているすべてのタスク オブジェクトからなる、state 別に並べ替えられた配列を返します。各配列 (pendingrunning および completed) 内では、タスクは作成順に返されます。

tasks = findTask(j,'p1',v1,'p2',v2,...) は、ジョブ オブジェクト j に属するタスク オブジェクトからなる配列を返します。返されるタスク オブジェクトは、p1v1p2v2 など、指定されたプロパティと値のペアに一致するもののみとなります。プロパティ名は文字ベクトルでなければならず、その値はそのプロパティに適した型でなければなりません。一致と認められるには、オブジェクト プロパティの値が、大文字と小文字の区別も含めて、指定された値と厳密に同じでなければなりません。たとえば、タスクの Name プロパティ値が MyTask の場合、mytask という Name プロパティ値を検索しても、findTask はこのオブジェクトを検出しません。

ジョブ オブジェクトを作成します。

c = parcluster();
j = createJob(c);

ジョブ オブジェクトにタスクを追加します。

createTask(j,@rand,1,{10})

ジョブ j に追加されたすべてのタスク オブジェクトを検索します。

t = findTask(j)

ヒント

ジョブ j がリモート サービスに含まれる場合、findTask によりそのリモート サービスが呼び出されます。このため、取得されるタスクの数とネットワーク速度次第で、findTask の完了に長時間かかる可能性があります。また、リモート サービスが使用可能でなくなるとエラーがスローされます。

バージョン履歴

R2006a より前に導入