eye
対話型分散単位行列の作成
構文
説明
は、cI
= eye(n
,codist
)n
行 n
列の対話型分散単位行列を作成し、codist
を使用してワーカー間の配列値の分散を指定します。
既定の分散スキーム codistributor1d
、あるいは codistributor1d
オブジェクトまたは codistributor2dbc
オブジェクトで定義される分散スキームを使用するには、codist
を "codistributed"
として指定します。
対話型分散配列を通信ジョブまたは spmd
ブロックで作成する場合、この関数は配列をワーカーごとに作成します。対話型分散配列を通信ジョブや spmd
ブロック外で作成する場合、配列は対話型分散配列を作成するワーカーまたはクライアントにのみ格納されます。
既定では、対話型分散配列の基となる型は double
です。
は、ワーカー間の通信を使用せずに、対話型分散単位行列を作成します。 cI
= eye(___,"noCommunication")
非常に大規模な配列を作成する場合、または通信ジョブや spmd
ブロックが多数のワーカーを使用する場合は、ワーカー間の通信により配列の作成が遅くなることがあります。この構文を使用すると、ワーカー間の通信に必要な時間が除かれることで、コードのパフォーマンスが改善されます。
ヒント
この構文を使用する際は、一部のエラー チェック ステップが省略されます。この構文は、"noCommunication"
を指定せずにコードをプロトタイピングした後でコードのパフォーマンスを改善するために使用してください。
サイズ、データ型、および codist
の引数の後に "noCommunication"
を指定する必要があります。
は、配列 cI
= eye(___,like=p
)p
を使用して対話型分散単位行列を作成します。"noCommunication"
を関数呼び出しの一部として指定することもできます。
返される配列 cI
の基となる型、スパース性、および実数/複素数は p
と同じです。
例
入力引数
バージョン履歴
R2006b で導入