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Sine-Cosine Lookup

ルックアップ テーブル法を使用した正弦関数と余弦関数の実装

R2020a 以降

ライブラリ:
Motor Control Blockset / Controls / Math Transforms

説明

Sine-Cosine Lookup ブロックは、指定された位置または位相の入力信号を使用して正弦関数と余弦関数を実装します。

このブロックではルックアップ テーブル法を使用しています。この手法により、Motor Control Blockset™ に付属の例で採用されているモデルの設定と構成で使用する場合のコード実行が最適化されます。ルックアップ テーブルの点の数は [ルックアップ テーブルのデータ点の数] パラメーターで指定できます。

次の図は、入力された位置と生成された正弦と余弦の出力信号を示しています。

端子

入力

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基準電圧信号の位置または位相の値。pu 単位、ラジアン単位、または度単位のスカラーとして指定します。

データ型: single | double | fixed point

出力

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周波数が位置または位相信号 (θe) の周波数と同じである正弦の波形出力。

データ型: single | double | fixed point

周波数が位置または位相信号 (θe) の周波数と同じである余弦の波形出力。

データ型: single | double | fixed point

パラメーター

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入力の基準電圧位置の単位。

ルックアップ テーブル配列のサイズ。このパラメーターは 125 ~ 4095 の値を受け入れます。

メモ

このパラメーターの入力値に基づいて、ブロックは (125*n)+2 に最も近い値を使用します。ブロックはこの近似を実行して、ハードウェアでの計算を最適化します。

拡張機能

C/C++ コード生成
Simulink® Coder™ を使用して C および C++ コードを生成します。

固定小数点の変換
Fixed-Point Designer™ を使用して固定小数点システムの設計とシミュレーションを行います。

バージョン履歴

R2020a で導入