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uitogglebutton

トグル ボタン コンポーネントの作成

説明

tb = uitogglebutton は、ボタン グループ内にトグル ボタンを作成し、ToggleButton オブジェクトを返します。MATLAB® は関数 uifigure を呼び出してこのボタン グループの親 Figure を作成します。

tb = uitogglebutton(parent) は、指定されたボタン グループ内にトグル ボタンを作成します。ボタン グループは関数 uifigure で作成された Figure の子であるか、または Figure の子コンテナー (TabPanelButtonGroup または GridLayout) を親としなければなりません。

tb = uitogglebutton(___,Name,Value) は、1 つ以上の Name,Value のペアの引数を使用して、ToggleButton のプロパティを指定します。このオプションは、前述の構文のすべての入力引数の組み合わせで使用できます。

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トグル ボタンを作成するために、まず、トグル ボタンを含める Figure ウィンドウとボタン グループを作成します。

fig = uifigure('Position',[680 678 398 271]);
bg = uibuttongroup(fig,'Position',[137 113 123 85]);

トグル ボタンを 3 個作成し、それぞれの位置を指定します。

tb1 = uitogglebutton(bg,'Position',[10 50 100 22]);
tb2 = uitogglebutton(bg,'Position',[10 28 100 22]);
tb3 = uitogglebutton(bg,'Position',[10 6 100 22]);

各トグル ボタンに関連付けられているテキストを変更します。

tb1.Text = 'English';
tb2.Text = 'French';
tb3.Text = 'German';

プログラムにより、トグル ボタンの選択を [German] に変更します。

tb3.Value = true;

[German] トグル ボタンのテキストのフォント名を調べます。

font = tb3.FontName
font =

Helvetica

入力引数

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親コンテナー。ButtonGroup オブジェクトとして指定します。ButtonGroup は、関数 uifigure を使用して作成された Figure、または uifigure の子コンテナー (TabPanelButtonGroup または GridLayout) を親としなければなりません。

名前と値の引数

引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name を引用符で囲みます。

例: 'Text', 'French' は、トグル ボタンに表示するテキストを “French" に指定します。

以下にリストするプロパティは、利用できるプロパティの一部です。完全なリストについては、ToggleButton のプロパティ を参照してください。

トグル ボタンの状態。0 (押されていない) または 1 (押されている) として指定します。ボタン グループ内で一度に選択できる (押すことができる) トグル ボタンは 1 つのみです。Value プロパティが 1 に設定されている場合、トグル ボタンは押されている状態で表示されます。既定では、ボタン グループに最初に追加されたボタンの状態が 1 です。同じボタン グループに追加された後続ボタンの既定の状態は 0 です。

ToggleButtonValue プロパティが 1 に変更されるときに、直前に選択されていた ToggleButtonValue プロパティは 0 に変更されます。さらに、ButtonGroupSelectedObject プロパティ値が更新されます。

プログラムにより ToggleButtonValue プロパティを 0 に変更した場合、MATLAB は ButtonGroup に "追加された" 最初の ToggleButtonValue プロパティを 1 に設定します。追加した最初の ToggleButtonValue プロパティがプログラムにより 0 に設定されている場合、MATLAB は、ButtonGroup に追加された ToggleButtonValue プロパティを 1 に設定します。

メモ

ButtonGroup に最初に "追加" された ToggleButton が、ButtonGroupChildren プロパティの最初に "リスト" される ToggleButton とは限りません。

ボタン ラベル。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラー、string 配列、または 1 次元の categorical 配列として指定します。ボタンに 1 行のテキストのラベルを付ける場合は文字ベクトルまたは string スカラーを指定します。ボタンに複数行のテキストのラベルを付ける場合は cell 配列または string 配列を使用します。配列の各要素は、テキストの各行を表します。このプロパティを categorical 配列として指定した場合、MATLAB はカテゴリの完全なセットではなく、配列内の値を使用します。

事前定義されているアイコンまたはカスタム アイコン。文字ベクトル、string スカラー、または m×n×3 のトゥルーカラー イメージ配列として指定します。

事前定義されているアイコン

次の表に、事前定義されているアイコンを指定するための値を一覧します。

アイコン
'' (既定)アイコンは表示されません。
'question'

Question icon

'info'

Info icon

'success'

Success icon

'warning'

Warning icon

'error'

Error icon

カスタム アイコン

カスタム アイコンを次の値のいずれかとして指定します。

  • MATLAB パス上にある SVG、JPEG、GIF または PNG イメージのファイル名を指定する文字ベクトルまたは string スカラー。あるいは、イメージ ファイルの絶対パスを指定することもできます。

  • m×n×3 のトゥルーカラー イメージ配列。詳細については、イメージの種類を参照してください。

他のユーザーとアプリを共有する予定の場合は、アプリのパッケージ化を容易にするためにイメージ ファイルを MATLAB パス上に配置します。

Position プロパティ値で指定されたすべての領域をボタンのテキストが占有する場合、MATLAB はアイコンを表示しません。アイコンに利用可能な領域がいくらかある場合、MATLAB は必要に応じて、その領域に収まるようにイメージを縮小します。

ボタンの位置とサイズ。[left bottom width height] の形式のベクトルとして指定します。次の表で、ベクトルの各要素について説明します。

要素説明
leftボタン グループの内側左端からボタンの外側左端までの距離
bottomボタン グループの内側下端からボタンの外側下端までの距離
widthボタンの外側の右端と左端の間の距離
heightボタンの外側の上端と下端の間の距離

Position の値は、ボタン グループの "描画可能領域" を基準とした相対値です。描画可能領域は、ボタン グループの境界線の内側にある領域で、タイトルが占める領域は含まれません。

すべての測定単位はピクセルです。

ヒント

  • ボタン グループには任意の UI コンポーネントのタイプを含めることができますが、管理できるのはラジオ ボタンとトグル ボタンの選択だけです。

  • ボタン グループ内のラジオ ボタンまたはトグル ボタンをアプリ ユーザーが選択したときにプログラムを応答させるには、ButtonGroup オブジェクトのコールバック関数 SelectionChangedFcn を定義します。個々のボタンのコールバックを定義することはできません。

  • 選択されているラジオ ボタンまたはトグル ボタンを判定するには、ButtonGroup オブジェクトの SelectedObject プロパティをクエリします。このクエリは、コード内の任意の場所で実行できます。

  • ButtonGroup オブジェクトの Visible プロパティが 'off' に設定されている場合、それに含まれる子オブジェクトは、親 ButtonGroup と共に非表示になります。ただし、個々の子オブジェクトの Visible "プロパティ値" は影響を受けません。

バージョン履歴

R2016a で導入

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