uilabel
ラベル コンポーネントの作成
説明
は、(テキスト lbl = uilabel'Label' をもつ) ラベル コンポーネントを新しい Figure ウィンドウ内に作成し、Label オブジェクトを返します。MATLAB® は関数 uifigure を呼び出してこの Figure を作成します。
は、1 つ以上の lbl = uilabel(___,Name,Value)Name,Value のペアの引数を使用して、ラベルのプロパティを指定します。このオプションは、前述の構文のすべての入力引数の組み合わせで使用できます。
例
fig = uifigure; lbl = uilabel(fig);

Panel を親として指定します。
fig = uifigure; pnl = uipanel(fig); lbl = uilabel(pnl);

既定のラベルを作成します。
fig = uifigure; lbl = uilabel(fig);
ラベルのテキストとフォント サイズを変更します。
lbl.Text = "Result";
lbl.FontSize = 14;

新しいテキストを新しいフォント サイズで表示するには現在のラベルが小さすぎるため、ラベルがクリップされます。
Position プロパティ値の 3 番目と 4 番目の要素を取得して、現在のラベルのサイズを調べます。
size = lbl.Position(3:4)
size =
31 15新しいテキストが収まるようにラベルのサイズを変更します。
lbl.Position(3:4) = [62 22];

ラベル テキストをラベルの幅に収めるよう右端で折り返します。
ラベルを作成します。ラベル テキストとサイズを指定します。
fig = uifigure;
lbl = uilabel(fig);
lbl.Text = "The data shown represents 18 months of observations.";
lbl.Position = [100 100 100 60];
テキストをラベル内で右端で折り返します。
lbl.WordWrap = "on";
HTML マークアップを使用して、ラベルのテキストの選択した部分の書式を設定します。
ラベルを作成し、ラベルのサイズを指定します。
fig = uifigure;
lbl = uilabel(fig,"Position",[100 100 150 32]);HTML マークアップを使用してラベルのテキストを指定し、そのテキストを HTML として解釈するようにラベルを設定します。
lbl.Text = "<font style='color:green;'>This table</font> is <em>not complete</em>." lbl.Interpreter = "html";

LaTeX を使用して書式設定された式を表示します。
ラベルを作成し、ラベルのサイズを指定します。
fig = uifigure;
lbl = uilabel(fig,"Position",[100 100 125 50]);ラベルのテキストを指定し、そのテキストを LaTeX として解釈するようにラベルを設定します。
lbl.Text = "$$\frac{d}{dx} \int_a^x f(t)\;dt = f(x)$$" lbl.Interpreter = "latex";

入力引数
親コンテナー。Figure オブジェクトまたはその子コンテナー (Tab、Panel、ButtonGroup、GridLayout) のいずれかとして指定します。親コンテナーを指定しない場合、MATLAB は関数 uifigure を呼び出し、親コンテナーとして機能する新しい Figure オブジェクトを作成します。
名前と値の引数
オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。
R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。
例: uilabel("Text","Sum:") は、ラベルに Sum: というテキストが表示されるように指定します。
メモ
以下にリストするプロパティは、利用できるプロパティの一部です。完全なリストについては、Label を参照してください。
ラベルのテキスト。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列、string スカラー、string 配列、または 1 次元の categorical 配列として指定します。複数行のテキストを指定する場合は文字ベクトルの cell 配列または string 配列を使用します。
あるいは、関数 sprintf を使用して、改行文字やその他の特殊文字を含む書式付きテキストを作成します。
text = sprintf('%s\n%s','Line 1','Line 2'); label = uilabel('Text',text,'Position',[100 100 100 32]);

sprintf を使用せずにテキストを 1 つの文字ベクトルとして指定した場合、MATLAB は \n などの制御シーケンスを解釈しません。
このプロパティを categorical 配列として指定した場合、MATLAB はカテゴリの完全なセットではなく、配列内の値を使用します。
例: 'Threshold'
例: {'Threshold' 'Value'}
コンポーネントの幅に合わせるための右端での折り返し。'off' または 'on'、もしくは数値または logical 0 (false) または 1 (true) として指定します。'off' の値は false と等価であり、'on' の値は true と等価です。したがって、このプロパティの値を logical 値として使用できます。値は matlab.lang.OnOffSwitchState 型の on/off logical 値として格納されます。
このプロパティを使用して、表示するテキストよりコンポーネントの幅が小さい場合に水平方向に切り捨てられないようにします。
'off'— テキストは右端で折り返しされません。'on'— テキストを新しい行に折り返して、各行がコンポーネントの幅に収まるようにし、単語が区切られないようにします (可能な場合)。
WordWrap プロパティを 'on' に設定しても、コンポーネントの高さがテキストのすべての行を表示するには小さすぎる場合には、テキストが垂直方向に切り捨てられるのを回避できません。
親を基準にしたラベルの位置とサイズ。ベクトル [left bottom width height] として指定します。次の表で、ベクトルの各要素について説明します。
| 要素 | 説明 |
|---|---|
left | 親コンテナーの内側左端からラベルの外側左端までの距離 |
bottom | 親コンテナーの内側下端からラベルの外側下端までの距離 |
width | ラベルの外側の右端と左端の間の距離 |
height | ラベルの外側の上端と下端の間の距離 |
Position の値の基準は、親コンテナーの "描画可能領域" です。描画可能領域は、コンテナーの境界線の内側にある領域で、メニュー バーやタイトルなどの装飾が占める領域は含まれません。
すべての測定単位はピクセルです。
例: [100 100 100 20]
バージョン履歴
R2016a で導入MATLAB Command
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Run the command by entering it in the MATLAB Command Window. Web browsers do not support MATLAB commands.
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